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アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
異世界
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異世界38

今回は運が悪かった、前方の方からオークとエルフの気配を感じて、そのまま交戦したのは良かった。


敵に自分という新たな鉄機兵が存在し、それが高い能力を有していることを誇示するという任務であったのだが、想像以上の数のエルフとオークが出迎えてくれしまった。


城内をほっつき歩いているオークやエルフをある程度狩り、最後には姿を見せてから一目散に逃げる……その程度の任務であった。


侵入する時は見張りの数は少なく、こんなにも疲弊している相手なら簡単に終わらせる任務になると思ったが、こんな所でこんな不運に見舞われるとは……


兎にも角にも、この場でこれ以上暴れ回る必要はない、このサンダーボールをしのいだら、イの一番に逃げ出してしまおう。


しのいだら逃げる。


それ以外の事は一切考えない、背中にサンダーボールを受けたらそのまま壁を天井を這って逃げ出せば良い。


敵だって負傷しているのだ、仲間の救護を優先して全員でこっちを狙って来る事は無いだろう。


鉄機兵は足に力を込めると、その足に込めた力を地面に押し付けて……その場で一度踏み留まる。


この体がサンダーボールを耐えうるのは実践済み。


(サンダーボールを受け切ったら逃げる)


自分へと迫るサンダーボールを受け切ったら逃げる、その判断をして地面にしっかりと足を付けて被弾することに身構えると、視界が青白く光った。

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