表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
異世界
177/1400

異世界28

『ヒュッ!!ヒュッン!!ヒュッ!!』


しゃがむオークの頭上を雷球が飛び、鉄機兵の方へと目掛けていくと、


『ガシャガシャガシャガシャ!!』


鉄機兵は雷球が当たる寸前に手慣れた様子で体を半身にして雷球を避け、続け様に飛んでくる雷球もワルツを踊るかのようなステップを刻んで避ける。


「くっ…サンダーウェーブ!!ベルガ!!」


「分かった!!サンダーウェーブ後に一陣行くぞ!!」


「おぅ!!」


最近の鉄機兵の練度は上がっていた。


それこそ前線でオークの巨体とやり合い、エルフの魔法の対抗する砲撃術を身につけたり……新兵から鍛錬を積んだ兵士のように……


強いゴーストゴーレムを作るには、リスクを承知で強い死霊を憑依させなといけない。


前線に出てくる鉄機兵にリスクを承知で強い死霊を憑依をさせるのは分かるが、このような旧式の鉄機兵にまでそれをしてくるというのは、いかんせん理解し難い所がある。


理解し難い所はあるのだが、


「サンダーウェーブいきます!!」


再びエルフから雷球が飛び出して廊下を白く光らせながら突き進み、それに対して鉄機兵はステップを踏むのを止めて、首と肩を縮めて腕を体の前でクロスさせて防御の姿勢をとる。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ