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アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
異世界
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異世界20

互いが互いの役目を果たす……種族が違っても戦士としての繋がりが間違いなくここにある。


廊下の先から響く鉄機兵の音に目を凝らすが、石で築きあげられた城の中は外からの光を妨げて暗い。


「……フレン照明を」


「分かった、照明」


ベルガは目を凝らしても見えにくい廊下に、少し思案を巡らせてからフレンに光を求める。


光が届きにくい廊下。


暗い所で、闇雲に明かりを光を発すれば敵に、自分達がいる場所を伝えることになってしまうが、そのデメリットを考慮してでも、この暗い廊下に光があった方が良いと判断した。


フレンの指示によって一人のエルフが形成した魔力を光に変え、自分達の前方に放り投げると光の球が浮いて周囲の壁の陰影がくっきりとする。


これなら敵の全容も見れるし、不意の動きにも対応できる。


「よし、行こう」


ベルガの言葉を合図に、前から聞こえる鉄の擦れる音に注意を払い、オークもエルフも前に進む。

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