表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
異世界
151/1400

異世界1

怒号が響く。


オークの吼えるだけで空気を震わせる声、攻めてくる敵を打ち倒そうと2mはある土色の巨体が躍動し、手に持った鉄のハンマーが「ブォン」と空気を震わせる。


その人間とは違う対格差に、側にいるだけで恐怖で震えてしまう。


そして、そのオークの怒号に混じって、エルフの声が響く。


エルフの声はオークとは対照的に透き通るような声で呪文を唱える。


全ての生命の源のマナを造り出す世界に祈り捧げて、マナを分けて貰うとエルフは野球ボールのように小さな雷球を産み出し、それを敵に目掛けて飛ばしていく。


力で押し通そうとするオークと、呪文で戦況を打開しようとするエルフのコントラスト。


それは、ありふれた物語の中のどこにでもある戦争。


オークの力任せの攻撃に敵は吹き飛び、エルフの祈りの魔法が敵を討つ、一進一退の攻防戦。


どちらが力尽きるのが早いのか、命懸けの争いが続く。


押しては引き、引いては押し、一進一退の攻防が長い時間続いていたが、エルフから飛び出していた電撃の弾丸の数が次第に少なくなり、同時にオークの力任せの攻撃が衰えを見せる。


長い時間の戦いにオークは手にしていたハンマーを振り回すほどの力を無くすが、それで敵に背を向けて逃げる訳には行かない。


手にしていた武器を捨てると両の手を握り、まるで岩のように膨張した拳で敵を殴る。


一発目の拳が相手の顔面にぶち当たり、敵はその身を大きく傾ける。


揺らいだ敵の体にオークは何の躊躇いも無しに二発目の拳を撃ち込もうとするが、敵は突如として姿を消す。


何が起きたのか?


自分が相手をしていた敵を探そうと目を動かそうとしたが景色が歪むと、2mの巨体を支える足が突如して崩れ、次の瞬間には赤い空が見えていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ