表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
黒い海
137/1400

黒い海54

この不気味な黒い海の中で待ち続けるのは気が滅入るが、いつも通りなら戻って来るのに数十分くらいで帰って来るだろう。


「……休暇取れないもんかね?」


「そうだな。最近ずっと出ずっぱりだからな」


礼人が帰って来る数十分、陰鬱な雰囲気に包まれないように雑談をすることで不安を取り除こうとすると、


「なぁ……」


「どうした?」


「なんか変じゃないかあれ?」


「色の話か?」


下に見える光、それは間違い無く礼人の放った光で間違い無いのだろうが、何かいつもと色が違う気はしたが、礼人はあの事件以来ずっと鍛錬を積んでいた。


何か新しいものを見付けて……


「そうじゃなくて、こっちに来る勢いが変じゃないか?」


「なんだって?」


その言葉に下から上がって来る光を注視すると、


「ちょ…離れるぞ!!」


とんでもない勢いでこっちに接近して来てくる。


最初、こっちに向かって来ているのは礼人自身かと思っていたが、こんな速度で黒い海を上がって来れるはずが無い。


戦っている時の流れ弾がこっちに来ているのか?礼人が何かしらの事情があって、こっちに放ったのかもしれない。


まだ距離はあるが、まだ距離があるにも係わらずに感じる力。


それは火山口から溶岩が噴火してくるかのような熱さ、自分達を焼きかねない力に慌てて入り口から逃げ出そうとしたが、


「間に合わな……!?」


目測を誤った?


遠目から見た時に、違和感を感じた時に避けていれば間に合っていたかもしれないが、光が近付いてからは一瞬であった。


まぶたまたたく暇も無く、緑に輝く光が……


「みんな!!」


緑に輝く光に包み込まれて焼かれてしまう……っと思ったら、その緑の光の中には礼人がいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ