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アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
世界
1353/1400

世界53

レインは、赤い柱から現れた生物と共に飛んで行ってしまい。



リーフは、誰かと話をしている。



どちらにしても、どちらも助けないといけない。



リディは一度、息を大きく吸って吐き出すと、



「レンス、あなたはこれから下がる兵を連れて、私達の国まで帰還して下さい。アルフアさん達は、どうするかを御自身で決めて下さい」



「リディ様!!!?」



「これから私は、レインと一緒に行きます……これは勝つ為ではありません、自己満足です。レインがどうにか出来無ければ、私も死ぬでしょう」



「お止め下さい!!!!リミィ様もいなくなってしまい、あなたまでいなくなったら!!!!」



「心配しないで、この世界を救う者は必ず現れるから」



「リディ様!!!!」



リディは、ポーチから取り出した秘石を取り出して飲み込む。



ドラゴンの秘石を使った、覚醒出来る者を調べる検査はリディもしていた。



ドラゴンの秘石で覚醒出来る者は、これからの戦いで必要となるのは間違い無く、リディも例外とせずに検査をしたのだが、その検査の結果は、



「グゥゥォォォオォォオォォォォォオォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



完全に適合した。



どうして完全に適合したのかというと、運命としか言いようが無い。



リザードマンからドラゴンに覚醒する可能性は誰にでもあるが、実際に覚醒するとなると難しい。



血筋というのもあるが、因子の濃度というのもあるらしく、それが開花するには、一人一人が条件が違うという話。



リディが持ち出した秘石が、彼女に適合するというのは、出来過ぎた話なのだが、



「リディさまぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」



『バサァツ!!!!バサァツ!!!!バサァツ!!!!バサァツ!!!!』



それでも現に、リディはドラゴンになったのだ。



_______



「グォォォオォォオォォォォォオォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ドラゴンと龍の争いの中に、飛び込むリディ。



狙うは龍の息の根を止める部位、心臓でも喉元でも頭でも、どこでも良い。



リディは、龍の急所となる場所を狙い……



『バァッガァァァァァァァアァアァッァア!!!!!!!!!!!!!!』



「リディィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!」



狙いを付ける前に、赤い稲妻がリディを撃った。

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