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アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
異世界のアフレクションネクロマンサー
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異世界のアフレクションネクロマンサー746

もの凄く強い……という感じでは無いが、このままのドラゴンの状態では苦戦はする。



相手が赤いモノを使うというのなら、アフレクションネクロマンサー化したいが、



「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」



雷を身に纏うと体を黄金化して、一つ目の化け物へと突っ込む。



「すぐに終わらせる!!!!」



体を縦に一回転させ、尻尾を剣のように振るって、一つ目の化け物を切り裂こうとするが、



『ブジュゥゥゥッゥウゥッゥウゥ!!!!!!!!』



「くっ!!!?」



赤いモノを地面から吹き出させて、こちらの攻撃を防ぐ。



こちらが仕掛ければ、赤いモノでこちらの攻撃を防いでくるのは予想していたし、予想していたからこそ尻尾で、防ぐ手段ごと一つ目の化け物を切り裂こうとしたが、地面から噴出する赤いモノの勢いが強過ぎて、切り裂く前に押し返されてしまう。



弾き返される勢いのままに距離を空けて、体勢を取り直そうとするのだが、



『ブォォン!!!!』




もう一体の一つ目の化け物が、赤いモノの塊を投げ付けて来る。



「……!!!!」



体勢を崩した瞬間を狙われるという最悪の瞬間、赤いモノの塊が直撃するのが分かる。



避けようの無い攻撃、赤いモノが体に触れたらどうなるかは分かっている。



『ブッシャァァァアァァァ!!!!!!!!』



体が赤いモノに濡れると体が侵食されて、自分の体なのに、自分のでは無くなる。



体の芯まで赤いモノに侵食されれば、冬虫夏草の虫のように、赤いモノの苗床となってそのまま……



「うぉぉぉおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおぉぉ!!!!!!!!」



そのまま死ぬしか無くなるからこそ、レインは霊力を発現させて体を白金化して、アフレクションネクロマンサーとなり、赤いモノを投げ付けた一つ目の化け物の方へと一気に跳ぶ。



こちらの動きに慌てて、赤いモノを地面から吹き出させて防壁を生み出すが、アフレクションネクロマンサー化したレインには、そんなモノなど関係無く切り裂き、



「ぐぅぉぉぉおぉおぉぉぉおぉ!!!!!!!!」



爪を立てて、一つ目の化け物の胸を一撃で貫く。

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