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アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
異世界のアフレクションネクロマンサー
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異世界のアフレクションネクロマンサー635

「総統からの任、必ず達成してみせます」



「えぇ、総統だけでなく私も期待しております」



ニードゥス様の任務とはいえ、総統からの任務の前では紙くず同然。



新たな命令に頭を下げて従うしか無いのだが、



「あの…恐縮なのですが……ニードゥス様から受けていた任務なのですが、もう完了しておりまして……」



だからと言って、本当にニードゥス様の任務を紙屑として処理する訳にもいかないし、それにもう手にしているのだ。



遣いの者に、恐る恐るニードゥス様からの任務は達成している事を伝えると、



「あぁ、それでしたらアフレクションネクロマンサー様から聞きました。あれに付いては、よく分からない事が多いので持ち運ぶのは危険でしょうから、ここで保管する事になります。本当にご苦労様でした」



何とも淡白な返答をされてしまう。



道中で危険な事があったのかと言われると、アフレクションネクロマンサーである礼人がいたお陰で、何とも無かったが、もしも礼人がいなければ被害は間違い無く出ていた。



アフレクションネクロマンサーがいるから平気だと勘定に入れて淡白な反応なのか、それとも総統にとっては、赤いモノも黒いモノも興味が無いのか、あまり重要視されていないようであった。



「それでは、私は他に用があるので戻ります。後は機銃車の指揮官達と話を詰めて下さい。それでは頼みましたよ」



遣いの者は、それだけを言い残すと部屋から出て行ってしまうのであった。

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