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アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
異世界のアフレクションネクロマンサー
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異世界のアフレクションネクロマンサー547

爆撃によって鎮圧する予定が、ドラゴンを倒した事によって歓迎ムードとなり、親善大使が送られて来て、自ら属国となり、守護を受けたいと懇願してくる。


この事をきっかけにして、我が国がドラゴンを倒せるという話が広まり、多くの国が属国になりたいと懇願し、多くの国を吸収した結果、領土が拡大した。


このままの勢いで領土が広がれば、国を統一する事も夢ではないという所まで来たのだが、それを心地良く思わない国もいる。


心地良く思わない国同士で、連合国を発足して人間の数で対抗してくるが、使っている兵器の差を考えれば、これも時間が解決してくれる。


半年か、一年もあれば解決出来る問題である……が、その時間がいけなかった。


連合国との戦い、その中の一つの国を攻め落とそうとするが、様子がおかしい。


自分達と敵対していた兵士達が、白旗を上げて投降してくる。


顔面蒼白で、死に物狂いで……鎧を脱ぎ捨てて、鎖帷子くさりかたびらで、身を軽くして逃げて来たのは分かるが、一体何から逃げ出して来たのかという話。


投降して来た兵士達を保護し、何があったのかと事情を聞いてみると、ドラゴンが現れたという。


その情報から、ドラゴンが襲撃されたのだと察すると、戦闘機が向かっているから、何とかなるだろうと伝えると、投降した兵士達は大きく首を横に振る。


どれだけ、戦闘機が来ることを伝えても、投降した兵士達は納得しない。


もう一度、話を整理するために、投降した兵士達から話を聞き出そうとすると、遠くから何かが聞こえる。


馬の走る音とは違うが、馬が走りる時のように、音がハッキリと聞こえてくる。


聞こえてくる音の方に対して、銃兵隊が前に出る。


圧倒的な火力を誇る銃、姿形が見えた時点で撃てば勝てる。


銃兵隊は、前が膝立ちの、後ろが立ったままの態勢の二段構えで待ち構える。


遠くからハッキリと聞こえていた足音が、近付くことで逆に大きな音になって、足音が聞き取りにくくなった時、その姿を現す。


神に愛されて、天という聖地を手にして、決して地を這う事のないドラゴンが、地を這ってこっちに迫って来る。

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