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アフレクションネクロマンサー 序章  作者: 歩道 進
異世界のアフレクションネクロマンサー
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異世界のアフレクションネクロマンサー493

『ドォォンンンン!!!!!!ドォォンンンン!!!!!!』


『バッギャァァン!!!!!!バッギャァァン!!!!!!』


機関砲から放たれる弾丸は、ドラゴンの左右の手が大きく動いて、叩き落とされる。


ドラゴンは、機関銃に対しては、ほぼ無防備でぶつかるのに対して、機関砲の弾丸に付いては叩き落とす動作をする。


それは、今の覚醒したドラゴンの状態でも、機関砲の弾丸を喰らうと怪我をするという事を示唆してるのだが、それで怯む事は無い。


自分の身を傷付ける恐ろしいモノが迫って来ているから、必死になって手を左右に振って叩き落としているのではなく、少し大きな虫がぶつかろうとして来て、邪魔ったらしくて叩き落としているだけ。


『カチャ!!ガチャン!!!!』


『『『『『バゥサァァァァァァァァァァァアァンンンンン!!!!!!!!』』』』』


ならばと、左膝を曲げてミサイル迫り出すと、ドラゴンは二対の羽を大きく広げて竜巻を呼び起こす動作を見せて来るが、


『ボッ!!シュゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!』


それでも、手を止める事は無い。


放たれたミサイルは加速して、ドラゴンの方へと向かうが、


『『『『『ブゥアァァァァァァァァァァァァアァンンンンン!!!!!!!!』』』』』


四枚の羽が羽ばたいた竜巻で、バランスを崩して、あられもない方向へと軌道をずらされてしまう。


『グゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥウゥンンンンンンンン!!!!!!』


『ガキガキガキガキガキガキガキガキガキガキガキガキガキ!!!!!!』


『ドォォンンンン!!!!!!ドォォンンンン!!!!!!』


『バッギャァァン!!!!!!バッギャァァン!!!!!!』


『グゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥウゥンンンンンンンン!!!!!!』


『ガキガキガキガキガキガキガキガキガキガキガキガキガキ!!!!!!』


ドラゴンによって照らし出された青い空で、閃光が走り続ける。


距離を取りながら、ドラゴンを仕留めようとする人間と、距離を詰めて、人間を仕留めようとするドラゴンが、青い空で舞い踊る。

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