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機械的生命体
初めて小説を書くのでお手柔らかにお願いいたします。
「うぅっ…くそっ…もう終わりか…」
薄暗い部屋の中で大きな布を被りうずくまった男と、その傍らにもう一人銃を構えた男が立っていた。
「そういうことだ。もう休め」
銃声が鳴るとうずくまった男は動かなくなった。
「次は俺の番か…見つけてやるよ、俺達がきっと…」
そういうと銃を構えた男は銃を胸のホルスターにしまい家を後にした。
外には満月が煌々と夜の町を照らし、死んだ男を偲ぶように星々が煌めいていた。
時は2080年人間が人間を造り機械が機械を作る狂気の時代