理想と現実とのギャップ
「これでガイダンスを終了します。各自、webで希望の科目を来週までに選択しておくように」
「ねぇ、どれを選択する?」
「楽に単位のとれる授業ってわかるやついる?」
「このあと学食で飯食べに行こうぜ」
翔星大学の1年生に行われるガイダンスも終了し、周りの同じ学科の人たちと話している中、星河未来は
一切会話をしようとせず、直ぐに教室を出て、サークル棟のあるG館を目指していた。
自分でももう少し同じ学科の人たちと話し、少しでも友好関係を築いてから動いても問題ないと思うのだが、身体がもう我慢できず、目当ての「大学祭実行委員会」のあるG館4階の扉前まで走っていた。
扉の前に立っているが明かりはついているが中から声は全く聞こえず、入ってわからない状態だが、、、
「とりあえず、入会希望で来ましたっていえば、大丈夫だよな?特に問題ないよな?」
自分に自問自答しながらノックをし、ドアノブを回し扉の中へ入った。
「すみません、入会希望の者ですが、、、」目の前にはカップ焼きそばの空の山と、寝袋を引き寝ている
のが三人いた。
「・・・ここって大学祭実行委員会の部屋で合っているんだよな?」疑問に思い、一度部屋を出て、扉の前のプレートを確認してみるが『大学祭実行委員会』と書かれているため間違いことがわかったが、
この部屋の汚さとだらしなく寝ている三人を見て逃げ出したくなっている自分がいた。




