虚無なありきたり 〜別乾坤奇譚〜 ☆かんたんの枕☆

【登場人物紹介】-------------キリトリセン--------------

♡この世の者でない部類 化け物、その他♡

　此岸──現し世にいる化け物たちなど。様々。

　〈邪道へ墜ちた術士〉

　徒朧(とろう)

　獣面人を作った術士。現在は頭部だけになっている。

　徒魚の弟子だった。

　郷涅(ごうね)

　徒朧の弟子。

　桑蝨(くわしち)

　死脚を造った術士。

　のびると術士時代も同期。のびるの才能に嫉妬していた。

　〈野良悪魔〉

　アッター・アンテロープ

　一般的には悪魔に分類される。ただ、地獄に仕える正真正銘の悪魔ではない。

　自称ボクっ娘(実際は男の娘)であり無邪気さを装うが、人を堕落させるための存在であるので、無害ではない。

　清楚凪 錯迷と協力しながらも存在してきた。

　ちなみに苗字も名前も偽名。意味が無いからである。悪魔らしさを醸し出している尻尾も実はただの飾り。

　黄槍(きあい) グレッグ・ナシ美

　何もしない、物事をみているだけの野良悪魔。

　悪魔に似た姿をとる事は少なく、人間からはリャマに見えているようだ。

　なぜリャマなのか…本人は気にしていない。またリャマ形態の際は唾を飛ばしてくる。

　〈獣面人〉

　吉津(きつ) 子築(ねつき)

　一人称「きーちゃん」または「ネツキ」

　人面獣とは異なる顔だけ獣のこの世の者でない部類。獣面人。

　パビャ子にすり変わり、乎代子の相棒？片割れになろうとしている。

　イタリアンスーツを着ている。

　〈神にちかいそんざい〉

　阿字母(あじぼ)

　多多邪の宮やパビャ子たちの祖。

　極楽浄土のような場所に居るとされる。その姿は美しく、まさに救いの神ようである。

　阿字母は超自然的な力を有し、人黄(たましい)を食べ、また使者が死期を悟る。

　スラッジ

　サリエリ・クリウーチたちの祖。

　泥のような、形のない黒い何か。

　天国

　天国、という存在と空間がある。ただそれだけである。