新事実
柴乃に連れられて行くと大きい家があった。
今から最終決戦になるの?
柴乃が中に入って行く。
「ただいまもどりましたぁ。」
ん?ただいまもどりましたぁ?
ここ、柴乃の家ってこと?
「え!?柴乃様!?」
なんか、召使いっぽい人が驚いている。
「柴乃…じゃな…。」
「お前がアラファトであっているのか。」
「ああ、そうじゃ。」
「俺ら、神の子だ。」
「ふむ。とうとう来おったか。それもそこにアルート・ビルクがいるのぉ。貴様、何故そこにおる。」
「お前がドーナツを食べたから、こっちについたんじゃ!絶対許さん!」
え?喧嘩ってそれだったの?
しょーもな。
「そして、結弦はなぜ、そっち陣営におる?」
「結弦が記憶喪失だからだよ!」
「そもそも、結弦は記憶喪失では無い。」
は?どういうこと?
「別人格じゃ。ワシが宿した。」
「そんなの知らないです。」
「そりゃあな。お主の別人格がお前を操っておる。まあ、お主がAとしてこやつらを助けていたのは予想外だったがな。」
新事実すぎる。
「そして、柴乃!なぜ帰ってきた!」
多分ここは柴乃の家なんだろう。
「お兄様ぁ。それは美奈さん。莉久さん。結弦さんを助けるためですぅ。」
お兄様!?
頭がこんがらがってきた。




