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人影
え!まさかの本当に着いちゃった?
いや、もう運だったからさ、怖いんだよね。
「ん?ここじゃないか?」
「多分そうですよねぇ。」
「うん?そこに誰かいない?」
私が指さした先には人影がポツンと立っていた。
「やあ、待っていたよ。」
そこで待っていたのは最後の神の子
″三河結弦″
「なぜこんな所にいるの?」
「それはあの方の命令だからね。」
「そこにいるのは柴乃か。久しぶりだね。」
「会ったことないですよぉ?」
「この声、話し方。もしかして…」
「あぁ、僕があの時君たちをサポートしたA
だ。」
は?
「嘘ですよねぇ。」
「なぜそう思うんだい?」
「目が私達の場所からそれていますぅ。」
「ふむ。勘が相当鋭いようだ。」
一体なんの為に嘘を?




