信者
「で、なんの話だったかな?」
「伝承の話だな。」
「では、約束通り話そうではないですか。」
「お願いしますぅ!」
「むかしむかしこの街には神を信仰する熱心な信者がいた。その信者は神に会うべく毎日神社に通い、神社の掃除まで、それだけ神を信仰した信者だった。ある日、その神社で火災が起きた。原因は神の仏像の前に置いていたロウソク。それが原因だ。そのとき神社の中を掃除していた信者は神が御乱心だと考えた。そして村の人にまで被害が及ぶと考えた信者は生贄となり、火に飛び込んだ。」
「えぇ!天空城下町と関係ないじゃないですかぁ!」
「その後ですよ。その信者は業火の中飛び込んだ。すると天空城下町という雲の上に行ったとされています。そこで神と巡り会えたとか。ちなみに天空城下町から帰る方法はあるみたいですね。先々代が伝承に伝わる信者を見たとされています。」
「つまり、神社で業火によって死ぬというのが行く方法ということか?」
「おそらくそうでしょう。」
私、3度目の死ってこと?
「業火で死ぬってことは、美奈さんで事足りますねぇ。」
「そうだな。」
「おじさん!ありがとう!」
「いえいえ、また助手になりたかったら言ってください。お待ちしておりますよ。」
「いや、それは一生ないので御安心を。」
「フハハハハ!ご冗談を。」
「新手のセールスですかぁ?」
「それな。」




