89/112
岩の結晶ならぬ
てか、その岩の結晶ってどれ！
その辺に岩は転がってるけどら分からないよ！
ん？なんかあれ、輝いてない？
絶対あれだよね？
あれを持ち帰ろう！
空炎を使い、登ったんだけど
スピードが早すぎて頭をぶつけました。
「いったぁああ！」
「お前バカだろw」
「美奈さん！大丈夫ですかぁ？」
結果
たんこぶができた。
痛い。
これは練習が必要なやつ。
いきなり使うものじゃない。
「まあ、その話は置いといて、おじさん！これでしょ！」
「あぁ……これは！滅多に見ないとされる黒岩の結晶石！！珍しいですよ！子羊！どうやって見つけたんですか！」
てか、私のこと子羊って言うのやめよ？笑えるから。まぁ、いっか。
「歩き回ってたらありましたけど、」
「君は運がいい！どうだ？助手にならないか？」
「いや、結構です。」
「フハハハハ！これで研究が進む！ありがとう！」
テンションが高いです。
本当に高い。
