満月の鎌の付与効果
俺は光に包まれて旅立つと、確かに過去のようだった。
さて、ここからどう動こうか。
ただここが本当に何時の過去かが分からない。
「うーむ。」
あれ?あれは紫乃じゃないか?
あ、あれは有名な武器屋だ。
ということは、あの美奈が持っている鎌…確か満月の鎌だったか…。
それもまだ鎌を持って出てきていないから多分オーダーメイドで何日か待たされるのだろう。
ふむ。
この場所ということはまだ間に合う。あの場所に罠を仕掛けよう。
早速道具を買いに行こうと思ったが、
「その前に…」
俺はその武器屋に寄る。
「いらっしゃい!」
「あの、先程の女性って鎌を頼んでいきましたか?」
「えぇ、何故それを…?」
「実は俺、先程の女性と友達でして、サプライズで先程頼んでいった鎌に光の効果をつけたくて…。」
「なるほど、了解しました。効果として光の斬撃でよろしいですか?」
「はい。大丈夫です。それともう1つお願いがあって、これ、俺が言ったこと内緒にしてもらえますか?あいつ、俺が言ったというと怒ると思うので、」
「了解しました。たまたまついたということにしておきます。」
「ありがとうございます。では、また。」
「はい。ありがとうございましたー!」
次にさっき言っていた道具、「鏡」を買いに行く。




