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過去

俺はもしかしたらの可能性を紫乃に提示する。

「えぇ、それは本当ですかぁ?」

「あぁ、もしかしたらだが。」

その可能性とは使役カードを使って過去に戻る。

過去に戻ったとき美奈を助けれるようにする。

そうすればどうだろうか。

現在死んでしまったとされている美奈の存在が復活するのではということだ。

「じゃあまずはビルート・アルクを呼び出さなければ行けないな。」

「そうですねぇ!」

呼び出し方が分からないので適当に投げてみた。

すると痛かったのか

「何をするんじゃ!」

と出てきた。

「いや、頼み事があったんだが、どうやったら出てくるのかが分からなかったんだ。」

「なるほど。これからはわしの名前を呼ぶといい。で、頼み事とはなんじゃ?」

「実は美奈…いや、炎の神の子が死んでしまったんだ。だから過去に戻りたい。」

「なるほど。お主らの意図がだいたい読めたわい。ただお主らが考えているような感じでいくと、今お主らが過去に行っても炎の神の子が戻って来る確率は50%それにお主らのどちらかしか行くことは出来ん。さあ、それでも行くのかのぉ?」

「あぁ、行く。50%もあれば十分だろう。」

「莉久さん!私に過去に行かせてくださいぃ!」

「いや、ダメだ。俺はこのパーティーからみるともともといなかった存在だ。だから美奈が帰ってきたら紫乃が支えるんだ。分かったか。」

「……。分かりました。従いましょう。」

「では、神。いけるか?」

「もちろんじゃ。」

「行ってくる。」

「えぇ、お気をつけてぇ!」

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