表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
58/112

事実

俺は慌てて紫乃を起こした。

酷い傷だが回復はしそうだ。

そのまま近くのベンチに寝かせると1つの物が炎を纏い俺の前にやってきた。

見るとそれはカードで美奈が持っていた使役カードのようだ。

「ん?あれ、莉久さん?」

「あ、紫乃、起きたか。」

「あれ、美奈さんはどこですかぁ。」

事実を伝えていいものか。

美奈は紫乃を庇って死んだ。

こんな小さい少女に伝えるのは酷だ。

「美奈は俺を庇って死んでしまったんだ。」

美奈が庇ったという事実を伝えつつも紫乃はあまり関係のないと思わせるような嘘をついた。

「え、それは、本当なんですか。」

「あぁ、」

「美奈さん…。」

と同時に紫乃は泣きだす。

俺は紫乃に胸を貸した。



ん?美奈は生き返るかも知れない。

上手くいけば。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ