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第1章 学校1塩対応な少年からの告白
僕の学年には、学校1塩対応な少年がいる。名前は、早田三。僕は、現在進行形で、早田三と2人でいる。2人でとは少し違うけどとにかく早田三が隣にいる。
「早田君だよね。僕に様?」
「…僕っこなんだ。」
「そうだけど。」
「ふーん。ちょっと来て。」
早田君に手を掴まれて少しドキッとした。連れてこられたのは、人がいない階段。
「小春?」
「なに?」
心臓の音がうるさい。深呼吸をする。
「好き。」
「!?」
いきなり早田君がそんなことを言う。
「僕!?なんで?」
「かわいいじゃん。」
体が暑くなっていく感じがした。
「かわいい!?僕が!?」
「小春以外誰がいるの?」
「いないけど…」
「と言うことで付き合って。」
「少し待ってくれる!?」
気持ちの整理ができない。
「いいよ。」
僕は早く帰宅するのだった。