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あなたは、私の事をどう想ってるの?

作者: 七瀬







彼の事を好きになって、3年。

未だに、彼と仲良くなるまでの仲にならない!

彼は、私の存在は知ってくれていると思うのだけど、、、?

私を“一人の女性ひととして見てくれているかまでは分からない!”




・・・私は、彼を一人の男性ひととして大好きなのに。

自分の気持ちを、彼に伝えないと?

彼に私の想いは、伝わらないと3年も経って分かった事だ。

情けない話だけど? 私は、今までちゃんとした恋愛をした事がない。

相手の男性を好きになっても、【告白】する勇気もないし。

ただただ、好きな男性ひとを遠くから見ているだけ。





でも、彼は違うの!

本当に、心から大好きな人! どうしても、彼の事を諦めきれない!

私は、勇気を最大限に絞り出して。

彼に告白する事を決めたわ!

遠くから、好きな人を見ている恋愛に今日でさよならよ!

そう、心に決めて彼に会いに行ったの。




『・・・あのう? 突然! 私みたいな女の子から話しかけられて

ビックリしたと思うんですけど? 実は、あなたにお話したい事が

ありまして、でも変な人じゃないですし! でも大事な話が合って

、少しだけでいいので、今! お時間ありますか?』

『・・・えぇ!? あぁ、少しなら、大丈夫ですよ。』

『ありがとうございます!』

『・・・あぁ、』




・・・彼は、爽やかな顔で私に優しく笑いかけてくれた。

それを見た! 私の心臓は、バクバクと飛び出そうなくらい

にトキメイていたというのに。

緊張で、私の喉はカラカラだ!

私は、かすれた声から彼に話し始めた。



『・・・あ、あのう、』

『大丈夫? 水でも飲む?』

『いえ、私! 前からずっとあなたの事が好きでした!』

『・・・えぇ!? 僕の事が!?』

『ハイ! 良かったら、私と友達からでいいんで付き合ってくれませんか?』

『あぁ、はい! 僕でよければ...。』

『あ、ありがとうございます!』

『・・・凄く、緊張したでしょ? でも、ありがとう!』

『ハイ! こちらこそ、ありがとうございます!』





彼は、最後に優しい言葉を私にかけてくれた。

本当に、“彼は優しい人だ!”

私は、彼に“告白”して良かったと心の底から想っている。

実は? 彼に断られるんじゃないかとひやひやしていたから

“友達からでも付き合ってくれるなら”凄く嬉しい!




・・・もし?

彼と付き合えなくても、彼とは友達でいいから。

ずっと彼の傍に私が居たいの!

彼が他に好きな女性ひとがデキても。

私は、やっぱり彼の傍に居たいと思うはず!

それ程までに、私は彼の事を本気で好きになってしまったから。

私の想いを、彼と一緒に居るうちに伝えられたらいいな。

ほんの小さな、恋ごころを胸に忍ばせて僅かな願いを彼に込める。


【私の想いを! 彼に届けーーー!】





最後までお読みいただきありがとうございます。

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