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鎖軀山(さくやま)怪異奇譚考  作者: 銀ノ杜 沙冬
1/9

奇譚ノ壱 始まりと始まりのものがたり

夏のホラー2019用短編です

※オムニバス風全8話構成予定です。

最終8話はエピローグとなっています。

パンデミックは”恐怖の感染”という意味でタグを入れています

「や〜っと 今日から夏ヤ・ス・ミ 何してあそぼっかな? 」

私室でやや不健康な肌色の少女が淡い茶色の長い髪を揺らし背伸びをした


「何してあそぼっかな? じゃないでしょ 紗理さり ちゃんと宿題は済ませて

それから自由課題のテーマを決めて レポートを書くのよ 分かった? 」

年齢相応よりはやや小柄でウェーブがかかり紗理の髪とは対極の

大人の女性にしてはやや小柄でスラリとしたゆるいウェーブロングの怜悧な目付きの女性が

スーツのジャケットを小脇に抱え

朝食のホットドックを器用に口に咥え、愛娘さりに小言をいっていた。


「分かってま〜すって いつも入ってるのに うるさいな も〜っ! 」

と言葉の応酬


「わたしはこれから”病院”へいくの  忙しいのわかってって 

こういう小言で敢えて手間取らせる気? 」

「ちがいまーす ちゃんとやりまーす ”院長センセ” 」

「その茶化した言い方はやめなさい どうしてそういうところだけパパに似たのかしらね

このは」

と文句を言いながらもお互い顔を合わせる事無く会話は続いていく。


このストレートロングの怜悧な目付きの女性は 佐奇森 美梨 (さきもり みり)

は先程まで小言を言われてた 佐奇森 紗理 (さきもり さり)の母親である。


ガチャリ 

と重い扉が締まり十秒後には頑丈なクレモン電磁錠の作動音が聞こえ

ドアハンドルが半回転した。

一般家庭にクレモン錠などと大袈裟な錠前が必要とは思わないが

母は、大事な子供の事をおもんぱかっての事と

彼らの社会的な地位をみればうなずけるだろう


 錠が閉まると途端、場は一気に静寂に包まれ紗理は

気怠い手で、厄介な猫っ毛なウェーブヘアーを手櫛で整えた。


 扉は異界の境界によく見立てられるだけのことはある

屋敷と屋外の世界は扉一つで完全に隔絶された。


 程なく電気自動車の滑らかなモーター音が聞こえ遠ざかっていった

「 ”院長センセ” は忙しいもんね また朝はいつものヤツかな」

と大欠伸を隠そうともせず寝乱れたままのネグリジェで下へ降りると


「おねーちゃん だらしない ママに言いつけてやる 

昨日 ボクのキャラで勝手に遊んでセーブデータ消したでしょ?

もうすぐラスボスだってのに! 」

と温和な顔を紅くして本気むきになって抗議しているのは

紗理の二歳年下の弟の 佐奇森 尊 (さきもり たける) だった


 紗理姉弟きょうだいが共有しているゲーム機でたける

ここ十日でラスボスまでたどり着いたのを

こっそりみていた紗理は同じゲーム機内の尊のログインアカウントで

勝手にログインし

たけるが育てているキャラを使用して

たけるのキャラを使って、ゲームをしていたのである。


 それは、自分がまだ序盤を四苦八苦しながら攻略していたのだが

弟があっさりとラスボスまでたどり着いていてそれが悔しくて、悪戯心で

勝手にたけるのアカウントでログインして

 たけるが几帳面に溜め込んでいた貴重なアイテムを惜しみ無く使い

ラスボスに挑戦していた。

そしてレベルカンストまで(弟が)育てていたキャラを使っても、アイテムを惜しみ無く使っても

結局ラスボスには勝てず

その腹癒はらいせにそのセーブデータ毎消したのである。

 

 その件で夕べは一悶着あって母親にこっ酷く説教をされた後で

朝一番でさらにあの小言である 

それが自身で招いたことであってもまだ紗理はイライラしていた。


「おねーちゃんが悪いんだ! ボクのデータ消すから! 」

たけるもすんなりとは赦してはくれなさそうである

紗理自身はあまりゲームそのものには興味が無かったが

最新型の黒い筐体のゲーム機のハードそのものが好きだったのである

外観は清楚なお嬢様の紗理ではあったが周りの同性と比べてちょっと変わっていた点は

電子工学博士で数々の工学関連の賞を総嘗めにしていた亡き父の影響で

電子工学に長けていたという点に尽きる。


 母の病院のクラウドネットワークの構築をゼロからフルスクラッチする程の

知性を備えていた

勿論対外的にはオトナがやった事になっているが、実際は紗理自身が全て指揮をとっていた

これが弟と同じ14歳の時である

 

 紗理の手にかかれば最新のゲーム機もただのゲーム特化型のコンピュータに過ぎず

こっそり改造システムソフトウェアを入れ替えて弟のキーログやプレイ動画ログ全てを手元の端末に

転送していた


 翻り弟の尊は今は亡き父似ちちにで真っ黒な直毛の髪を短髪にして

半袖と七分丈のズボンからやや姉同様にやや白い肌を覗かせきちんと靴下を履き身なりもきちんと

整えていてゲーム好き少年の歳相応な健康さを見せていた


 たけるは母似で医学知識が豊富で書斎に入り浸っては

医学本を読みこなしていたようである


「でもアンタならまたすぐに元通りでしょ? 」

「そりゃそーだげど 面倒なんだよまたそだてるの

ラスボスもまだ見ていないのにぃ」

と不満を有っ丈ぶちまけながらも手は母:美梨みり

”夕べ”の内に用意していた”朝食”をレンジにいれ

機械の稼働音が既に聞こえていた


「こんどは”もっと”複雑なパス(パスワード)を考えなくっちゃ

おねーちゃんはすぐ”解析”するからなぁ まったく天才なんだか良く分かんないや

ゲームはド下手な癖に」

とブツブツ文句をいう

「うるさいなぁ ”天才” は一言余計」

ところで  ”院長センセ” 今日は早かったけど、アンタ何か言われてる? 」

と紗理は余計な茶々を入れずに尊に返答を促した。


「おねーちゃん 忘れるの良くないよ 

今日は、鎖軀山総合病院で医療観光の総会で早出はやでっていってたよ

だから今朝は五時には起きなさいって」

「えっ なんでわたし関係ないじゃん」


 なんで母親の仕事の都合にあわせて早く起きなければならないのか

今一度、理解できない

それに今日から待望の学院の夏休みである

初っ端の朝寝坊くらいは子供の特権ではないか との考えに及び

それを実行しただけである。


「あー もう分かってないなー おかーさんは僕達と一緒にご飯食べたかったんじゃない?

いつも一緒っでわけにはいかないからねー」

と利いた風な口でしれっと心に刺さるセリフを吐いた。

「うっ 五月蝿いな それよりまだ ”ママ” のご飯」

紗理もまだ中等部の年長で少し反抗期ながらも母親恋しい年頃である。

「あれっ おかしいな ちゃんとタップしたのに」

と首を傾げていた。

 

 紗理達の母:佐奇森 美梨 (さきもり みり)は

医療観光で成り立つ小規模な近郊都市の此処鎖軀山市さくやまし

鎖軀山総合病院の経営者であり、医師会の重鎮である

何でも昔は、外科と内科・循環器とあやゆる分野を総嘗めした

天才肌の女医だったという

 

 その鎖軀山総合病院からわずか一キロ離れた高級住宅街の一角の豪奢な西洋風建築の

屋敷に母子三人暮らしをしていた

プライベートな住宅街ということもあり


 訪れるのは伯父の室橋 義邦 (むろはし よしくに)くらいである

母の旧姓は室橋姓であり代々室橋家は医者家系の旧家であり伯父もまた

鎖軀山総合病院につとめる医師の一人ある。


 母の 美梨みりは公私はきちんと分けるタイプで絶対に仕事の話や愚痴は

紗理や尊の知る限り家庭内では聞いたことが無かった


「ねー まだー? よそ見でタップするから そーなるの でも変ね稼働音聞こえていたのに」

紗理も尊に文句をいうまでもなくアイコンをタップをしてレンジが稼働してる所を確認は

していたつもりだったが。


「まぁ いいわ今度はちゃんとしているみたいね」

最近の白モノ家電は液晶のアイコンをタップする形式が多く

機能表示メニューのアイコンをタップする形式が殆どでありさらに

内蔵されているソフトも誤動作は殆ど無いに等しい。

紗理達のは高機能品で双方に対応している

最新型であり誤動作は今の時代ではまずありえないといえる

紗理の父親譲りの工学知識を駆使しても、先の尊のタップ操作に矛盾は見いだせなかった


 何しろ調理開始のアイコンは一つしか無く、あとはその上にレンジとオーブンの切り替えの

アイコンしか無く間違いようがなく今はレンジモードになっていたのだから。


 程なく、母:美梨みりの作り置きが適度な暖かさで出来上がり

母親が手作りしたであろう


 フレンチトースト風のパンにピロシキのような具を挟んだものと

定番のベーコン目玉焼きと濃厚なコーンポタージュスープであり

紗理の家では洋食の割合が非常に多い

大旧家出身の美梨は和食にはうんざりしているといい

和食は月に一・二回程度だったが和・洋共に料理の腕は一流だった

ややほっこりした気持ちに成りつつ

目玉焼きの食べ方でまた弟と軽口を叩き合いながらも

いつもの通り進んでいく。


{ナァーン ナァーン なぉーーん}


「えっ! 何? 猫? 」

突然猫のような鳴き声が響く

紗理の家では美梨の方針でペットは飼っていない

猫はおろか小鳥一羽も居ない。


 母曰く 「”死”を間近で見るのはもう嫌 だから生き物は勘弁して頂戴」

と父が亡くなってから殊更強い語調で言うようになった

元医師という立場と父の”死”を間近に見すぎた所以せいかも知れない


そんな環境で”猫”の声である

近所の猫にしては声が近くそのうえ音源が特定出来無い


「おねーちゃん? 」

「えぇ わかってる 食事はもう済ませたから 居間に」

と紗理は食器の後片付けもそこそこに居間に足音を立てないように移動する

音源がはっきりしない得体の知れないモノに恐怖を感じるのは

人として当たり前である たとえそれが既知きちの鳴き声であってもだ。


 自分の家ながら体感は何時間にも感じる


{ニャーォ ハァアー ニャーォーン}


と時折警戒音を挟み猫? の声が聞こえてくる

相変わらず音源は特定出来無い。


時折、フローリングの床を爪が当たる音も混じってきて

奇妙な緊張感の最中さなか

(床に傷がついたらママにまたお説教されるのイヤだなぁ}

等と場違いな事が脳裏に浮かぶ


 居間に立てこもったのはいいが 手に取る武器? はない

新聞も雑誌も今は電子データ配信でありタブレット端末しか手に取るモノは

ない

これは母が愛用しているモノで自宅専用の端末であった

仕方なくこれを手に持つ

昔ならテレビのリモコンが武器に成り得たが今は家庭内ネットワークで

全て手元の端末を介して操作する様になっている

紗理や尊の専用端末もあったが自室まで取りにいく心の余裕は無かった


 猫の声は今度は何かと激しく争う声色に変わり

居間以外の空間を激しく移動する気配は濃密になる

 

カッ カッ 


 と

爪がフローリングの床を引っ掛く音

しかし居間には決して入る気配はない

 

そんな気配がしばらく続いたあと


{ギャォーン}


と断末魔のような鳴き声を最後にピタリと止んだ


 まんじりと時間だけが過ぎていく

どれくらい経っただろうか


「ふぅ 今日も大変だったわ 全くあのジジィ共 わたしがこうやりなさいって言ったのに 

何のための総会なんだか って ちょっと紗理ッ キッチンどうしたの?

”朝”っから食器出しっぱなしでー

だから夏休みは嫌なの学院で面倒見てくれないからー

ちょっとこっち来なさい」

と母の声。


 ”まだ”朝だと思っていた紗理はいまの言葉に強烈な違和感を覚える。

まだ”朝”なはずなのに彼女は”朝”っからと言っていた。


「ママーっ なんで帰ってきたの? 忘れ物? それに猫がーっ」

と言葉が支離滅裂になっていた

「なんですか ”もう”ネグリジェ そんな格好でウロウロしないで

まさか一日中そんな格好じゃなかったでしょうね?

それにまだ寝間着に着替えるには早いでしょ

尊を見習いなさい

  

 それに ”なんで帰ってきたの?” はないでしょ 仕事が終わったから帰って来るでしょ普通」

と当たり前の様にまくし立る

「えッ 今まだ朝じゃないの」

「莫迦な事言わないで もう夕方近くじゃない だから帰って来たんじゃないの

それに猫ってなに ペットはよしてって口酸っぱくなるまで言ってるじゃない」

ペットの話になるとさすがに目が細くなる

「ちがうの 猫の声がしたのしかも二匹位で大喧嘩 

それに床を爪で蹴って ...… って あれ傷が付いていないどうして? 」

「どうしてって 綺麗じゃない ほら」

と美梨が指し示した床や壁は綺麗そのものだった。

それにやけに薄暗いとおもったら窓の外は、もう陽は沈みかけてはいたがネグリジェ姿になるには

まだ早く世間で言う夕方と言われる時間帯だった。


 紗理達は居間での出来事が数十分間だと思っていたが実は

既に数時間経っていてもう夕方近くになっていたのである

しかも猫の”痕跡”すらどこにもなく家の床や壁は綺麗なままだった

あれほど 爪で引っかいたような音が聞こえたというのにである。

「キッチンの食器が朝から洗いもしないで猫がどーたらとか

出しっぱなしだった事も含めてね紗理ちゃんと順を追って話しなさい」

と言われ紗理はようやく緊張がほぐれ

母親に抱きついた。


「全く子供じゃないんだから」

と言いながらも呆然と傍にいた尊も一緒に抱き寄せた

「おねーちゃんの言ってることはホント ボクも怖かった」

とジワリと涙を滲ませる。


 二人の真剣な目付きや強張った表情、虚言を吐いているときの

特有な目の動きが一切ない

心理学も修めた美梨には娘達が虚言を言っているのでは無いと

抱きしめたときはっきりと確信したのである。

「まぁ いいわ 今日は妙な事があるのねじつはわたしもよ」

と話した母の内容は驚くべき話だった


 紗理達を家に置いて車に乗り込み職場である鎖軀山総合病院に着いた時である

「おはよう御座います 美梨さん 何時から猫を飼うようになったんで

申し訳ないですが猫は御遠慮願いますかね 

経営者いえどもこればかりは許可出来ませんで」


 ここは大病院であり衛生上動物の類いは指定介助動物以外

隣接の病理実験棟を除き一切持ち込み出来無い

どうしてもという時は近所のペット預かり所を利用するのが此処 鎖軀山総合病院の規定であり

美梨自身がその発案者でもあった。

その発案者が自ら規定を犯すとなると当然このような応対が返ってくる。


「えッ 猫なんて飼って居ないし傍にも居ないけど? 」

と怜悧な目を細めると

「あれれー 確かにその御御足に纏りついていたんですがね」

と首を傾げる

美梨自身も黒のストッキングに猫の毛一つどころか

伝線一本走っていないそこにはいつも通りの黒のストッキングに包まれた脚と黒のパンプスが

あるだけである。


 それだけならまだ気のせいとも取れるが

仕事中、さわさわと脚を撫でられるような毛足の長い小型の獣が

擦り寄ってくるような奇妙な気配に悩まされていたのある

 

「美梨さん どうしたんすか さっきから脚が気になりますか 今日は変ですよ」

と若手の男性医師からも指摘される有り様。

「えぇ 何か”居る”のよ足元にでも分からない 貴方に視える? 」

「とんでもないです 俺達にみえるのは美梨さんの御御足だけです

それ以外になんも」

と慌てて視線をそらす

美梨の脚に注がれる彼らの視線に彼ら自身気を配っているのが美梨にも

痛いほど理解出来た。


「そんな事が一日ずっとよ 信じられる? 今でもあの感触と気配ははっきりと覚えている」

「ママも こっちは足音や鳴き声でうるさかったの 

しかも朝からまだすこししか時間が経っていないと思ったのに

昼がすっぽり抜け落ちたみたい」

紗理はやや怯えならも空腹を美梨に訴えた


 その時、尊の視線は居間からキッチンに続く廊下の上を有然と歩く毛足の長い

”猫”の蜃気楼のような影を捉えていて

紗理からは死角になっていた尊の視線に美梨は気付いた

「あら 尊どうしたの? 何かあるの」

「いや なんにも」

というが

「ウソおっしゃい 今確かに廊下を見ていたわ はっきり言いなさい」

と問い詰める

このみりにはウソは通じない

正直に言うと

「ママ 怖い どうすればいいの」

紗理は非常に怯えていた

あんな猫の声を聞いたばかりなのである無理も無かった。


「まずはいまの所実害はないしね でも端末は手放なさいようにしなさい

何かあったら直ぐコールして」

と一先ずこの場は収まった。


つつがなく”夕食”も済み入浴とトイレと日常の動作をこなす

尊もぐずっていたが美梨に諭され自室に戻った

紗理も弟の手前我慢して自室に入り

端末アプリのゲームをして気を紛らわす

友達から無料通信アプリからの連絡ない

学院でも超お嬢様な紗理には気軽に話掛けてくる

同性の友人も居ない。


幼いころから汚い裏のオトナの社会で過ごした彼女は、

大抵は病院関係の利権を求めて近寄って来るのだと

本能で理解出来ていた

そんな中でも友人はいるが今夜に限ってメールも来ない

やがて睡魔には勝てずそのまま寝入ってしまった。


そこに音もなく蜃気楼から実体化するように現れた

”猫”のような動物


 スルリ とベッドの上に飛び乗り軽く上下する薄いタオルケットの

淡い二つの膨らみの上に香箱座りをする


 そしてゆっくりと右前足を紗理の白い喉元に伸ばし

さらに曲がった爪をむき出すがすぐに爪をひっこめる


 瞳は淡いラベンダーとアッシュブルーのオッドアイ

その毛並みは青みがかった銀色のメインクーン種に似た猫のような風貌の獣

がまるで”人間の”ような笑みを浮かべ

ざらりした舌で紗理の喉元を舐めあげるとそのまま闇に掻き消え

その一部始終をじっと鍵穴から見つめる目があった。


佐奇森 紗理 (さきもり さり)

挿絵(By みてみん)


佐奇森 美梨 (さきもり みり)

挿絵(By みてみん)


小鳥遊 璃依奈 (かたなし りいな)

<i396030/|21263>


集合絵

挿絵(By みてみん)

次回、

奇譚ノ弐 あかくれないのものがたり

お楽しみに

登場人物イラスト女性のみは後で挿し絵として

掲載致します



2019/07/25 挿し絵を入れました

2019/07/27 投稿予定スケジュールを活動報告に公開しました


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