第9話:プロローグって必要ですか。
最近のK氏は常に悩んでおります。
今回も長めです。(そろそろあらすじ詐欺かもしれない……)
どうやらなろうあるあるの「1話離脱」問題が発生している模様です……
これは、他にもけっこう悩む人がいるんじゃないかと思う。
1話じゃなくても、2~5話でやめちゃうケースは多いみたい。
好みもあるから、しょうがない面もあるけど。
私「1話って重要なんだなぁ……」
K氏「そうは言っても、今更変えられないしなぁ……」
当時のK氏の小説では、そろそろ20話が見えてきたという時点で、まだ主人公の背景や目的があまり表現されていなかった。
最近の小説では、主人公の最終目標を示さないまま進むケースも、わりとある気がするけど。
背景を全然語らないのは、かなり珍しい書き方なんじゃないかな……
K氏にはK氏の物語の構想があるだろうし、語らないならそれでいいとは思うけど。
せっかく大きなストーリーラインを考えて、設定資料も作っているんだから、チラ見せくらいはしないと。
読み手の興味を引きようがないよね。
私「プロローグを書いてみたら?」
K氏「でも、なろう小説では『プロローグ不要』説も多いよ」
……なん、だって?
『プロローグがいらない』とは、これいかに。
それを読むことで、キャラの運命や物語の展開を期待するものじゃないの?
そりゃ、必ずしも無くてもいいかもしれないけど……むしろあったらダメってこと?
これ、最初聞いた時には、ほんと驚いた。
そういうのいいから、早く「主人公最強!」とか「ざまぁ!」とかを見たいってことかな……?
だとしたら、なんというタイパの時代……
──とはいえ。
1話をドラスティックに変えるつもりがないなら、プロローグの形でフックを追加するしかないと思うんだよね。
K氏「……プロローグ……プロ……ロ……」(プスプス……プシュー……)
そしてまたも悩めるK氏。
どうやら、小説をほとんど読んだことがないK氏は、そもそもプロローグの書き方のイメージがつかないみたい。
それで、K氏がイメージつきそうなプロローグの例を考えてみた。
K氏も知ってるマンガやアニメから例を持ってくるとか……ぱっと思いつかないし探すのが面倒だな……
視聴者の興味をそそる映像と言えば──
あ。映画館でよく観るトレーラーなんかいいんじゃない?
私「映画みたいに、印象的なシーンを切り取ってつぎはぎした感じに書いてみたらどうかな?」
K氏「……まだ書いたことないシーンだよ? いきなり書けるわけないでしょ」(困惑)
これには私も困惑。
え、えー……どういうことだ?
ストーリーラインや、今後出てくる予定のキャラは決まってるんだよね?
K氏「そんな先のプロット作ってないし、キャラだって、まだ詳細な設定まで作ってないし」
私「詳細はなくても、こう、印象的なシーンとかセリフとか考えて、辻褄は後で合わせれば……」
K氏「どっちも、まず背景やキャラクターを、もっと詳細に決めないと考えられないよ」(きっぱり)
……そ、そうだったのかー!
私、なんとなく小説書くときって、カッコいいワンシーンを先に思いついて、そこにたどり着くように書くイメージだった。
『これを書きたいがために書く』みたいな。
でも、よく考えてみたら、皆がそういうわけじゃないよね。
ようするにK氏の場合、お決まりの設定資料を作らないと、未来に書く予定のシーンは作れないわけか。
──もうオチが読めますよね。
このあとK氏は、当然のようにストーリーのタイムラインチャートを作成し始めたのだった……
設定がちな人でも、プロローグ書くためにタイムラインチャート作る人ってなかなかレアじゃない?
さて、今回はタイトル通りの問いです。
カッコいいプロローグがあったら、読みたくなりません?
でも、目を引くカッコいい始まり方なら、プロローグじゃなくてもいいのかも。
プロローグのある/なし、どう思います?
現在のクロクロ第1話には、めでたくプロローグが追加されています!
K氏「まだちょっとフックが弱い気がする……」
私「そこは追々(おいおい)で……」
次回は「第10話:エッセイの面白みを考えてみる。」です。
本エッセイ作成秘話をからめて。




