第11話:ファンタジーといえば冒険者。
今回は『キャラクター描写』がテーマです。(あと『冒険者』への愛も)
ファンタジーといえば──?
私がまっさきに思い浮かべるのは、「冒険者」と「世界地図」。
世界観や時代背景がなんであれ、冒険者パーティーがいっぱい活躍している設定がスキ!
……なので。
K氏「『冒険者パーティー』を作ってみたよ」
私「見る!」(即答)
K氏からそのワードを聞いたとき、私のテンションは爆上がりした。
『冒険者パーティー』という設定だけで、いろいろ考えられると思うんですよ。
男女比や種族の構成だけでも、ストーリーの系統がガラッと変わる感があって、それが面白いんだよね。
主人公以外全員女子なら、わかりやすいハーレムものだし、逆なら乙女系になるし。
人間、ドワーフ、エルフみたいなクラシカルなパーティーもあれば、型にはまらない種族のパーティーもある。
職業の構成でも、攻守のバランス型もあれば、スピード重視の攻撃特化型もあり。
ファンタジーの『冒険者パーティー』って、可能性の塊なんです!
ロマンなんです!(個人の感想です)
……えーと、それで、K氏の作った『冒険者パーティー』がどんなだったかというと。
私「ちょっ……なに、この名前(笑)」
● パーティー名:旅団グッドボーイ
● ランク:B級
● 説明:B級ながら、高い安定力と柔軟な戦術を誇る実力派の冒険者パーティ。
● 備考:全員、犬が好き。
私「『グッドボーイ』って、英語でワンちゃんをほめるときのワード!」(ちなみに日本語でいうと、「いいこ」)
K氏「(にやり)」
さすがK氏、もふもふへのこだわりには手を抜かない。
この『旅団グッドボーイ』が出てくるのは、クロクロ22話~29話。
犬獣人の怪力少女フェルちゃんが、荷物運びとして『旅団グッドボーイ』(犬好き)に加わるところから、このエピソードは始まります。
全員がいい感じにキャラが立っていて、属性てんこもり。
どんな冒険者パーティーなのか、「フェルちゃん」がどんなキャラなのか、興味が沸いてきません?(宣伝)
それはさておき、今回はキャラクター描写が本テーマ。
K氏「キャラの解像度を、もっと高めたいんだよね」
というわけで、私も協力させてもらい、キャライメージを作ることに。
でも、いざイメージに起こそうとすると……
意外に視点が「足りない」ことに気づくんだよね。
背丈と体型。髪と瞳の色。髪型。どんな服か、小物はなにか……などなど。
私「元軍人さんの女副団長さんは、タイトな服が似合いそう。……どう?」(イメージを見せる)
K氏「なにこれ……エッチ……」(設定資料に『隠れファン多し』と追記)
私「この知的メガネ、一定割合で好きな女子いそう。……意外にイケメン」(イメージを見せる)
K氏「このビジュアルで、強かったらカッコいいな」(設定資料に『実は対人格闘が最強』と追記)
こんな感じで、絵になることで、逆にキャラクターの背景やスキルを思いついたりする。
これがけっこう設定好きなK氏にハマったようで。
それ以来クロクロでは、新キャラを考案するたびにイメージも合わせて作るようになった。
最近知ったのですが、キャラクターの描写を「あえてしない」って方も、わりといるみたいですよね。
キャラはあくまで物語の構成要素の一つとして、「ストーリーを読ませたい」という意図なのかな?
読み手としてはどうでしょうね?
キャラクターの詳細描写、あったほうがいいですか? あんまりないほうが、想像の余地があって読みやすいって方もいるんでしょうか?
K氏、犬獣人のフェルちゃんを『人寄り』にするか、『獣寄り』にするか、かなり長いこと悩んでました。
結果、今の『人寄り』のビジュアルに。(K氏のこだわりで、手足はごっつい獣手。)
クロクロ22話で見れちゃうゾ☆(宣・伝)
次回は「第12話:この会話は録音されています。」です。
ストーリーテンポを考える。




