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第1話:小説(の資料)書き始めました。

K氏は、たぶん、5年以上前からモモンガを主人公にした「なろう小説」を書きたいと言っていたと思う。


日常の会話の中で、ふとした折に「○○スキル習得!」とか、「△△スキル発動!」とか、言っていたような気がする。

……ちなみにK氏はわりといい歳した大人だ。


当然、本気で書くとは1ミリも思わなかった。


──だって、K氏、ふだんまったく小説読まないし。

ライトノベルすら、ほんとうに全然読まない。アニメは観るけど。


それから5年以上がたち、もはや日常の話題にも上がらなくなっていたK氏の小説構想。

……そのまま家族の内輪ネタとして消えゆく運命かと思いきや。


──ある日からK氏が、唐突に小説の設定資料を作り始めた。


これが「なんかちょっと書いてみました」という感じではなく。

 ・主人公のスキル設定集

 ・主要キャラの設定集

 ・ロードマップ

……etc.


テキストの種類ごとに、ちゃんとフォルダ分けされて、番号がついてる。

極めつけが、話数、登場キャラ、習得スキル、エピソード概要がずらっと並ぶマトリックス(Excel製)。


……ちょっと引いた。(でも感心した)


さすがにここまでやられたら信じざるを得ない。

この人、本気だったのか、と。


ところが、数日たっても、肝心の小説が1話たりとも上がってこない。

設定資料集だけが増え続けている。(プロットは一応作られてた)


1話目を初めて目にしたのがいつだったのか、もはや覚えてないけど、たぶん1週間以上は過ぎていた気がする。


……やっぱりちょっと引いた。


1話も小説書かないで、こんな延々と設定だけ作れるもんなんだ……


私は、設定考えるより、とりあえず何かしら書いてみたい派。(だから長い話はきっと書けない)

K氏は、文章を書くことより、設定を細かく考えたり整理するのが好きなんだと思う。


Web小説書いてる人は、どっちのタイプが多いのですかね?

いろんな人の「この作業が一番好き」という話を聞いたら面白そう。


そのK氏の思いが詰まった設定資料は、スキルとかキャラの設定が数十行ずらっと並んでいて、『俺が考えた最強の〇〇』みたいなのが、超真面目に考察込みで書かれてた。


……頼んでないけど、なぜこのスキルになったかという説明をけっこう長々レクチャーされた。


さて、その小説をふだんまったく読まないK氏の、満を持しての1話目がどうだったのか。

次回は、実際に投稿されたVer.(バージョン)ではなく、書いてすぐの状態を読んだときに思ったことを書いてみようかと思う。


あくまで私の感じたことになっちゃうけど、よければまた次回、よろしくお願いします。


次回は『たかがダンジョン、されどダンジョン。』

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― 新着の感想 ―
設定を考えるのって、すごく楽しいですからね。濃密な世界感の物語なら設定読んでるだけでも楽しいですし。 自分で考えた設定ならなおさらですよ。 ちなみに私は設定から先に考える派です。じゃないと物語が破綻し…
М氏! 完全に娘(えむ)と同じでしたので食い付きまして……それはさておき、設定に拘り続けて前に進まない作者は居ます。 多分。 私がそうですから。 何かをキッカケにドーンと最後まで書ききって… …
小説書きの日常を隣から見ているっていう話、ありそうで案外ないので、とっても面白いと思いました。はたから見ると、小説書きってこんな風に見えるんですね。
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