第8章:宇宙決戦の開始!
「来たか! その程度で私を倒せると思っているの?」
ヴァイオラは艦内で冷笑を浮かべながら、自信たっぷりに指示を出していた。彼女の艦は強力なバリアを展開しており、レイラの攻撃は一向に効かない。
「バリア、破れないのか?」
「破れない。だが、あのバリアはエネルギーを大量に消費するから、時間の問題だ。あの間に反撃を!」
ジークがモニターを指差し、ライナーが指示を出す。
「よし、今だ! シールドの隙間を狙え!」
レイラが操縦桿を引き、急旋回。すると、ヴァイオラの艦の隙間が露出した。その瞬間、ライナーが発射したレーザー砲が、見事にバリアを貫通してヴァイオラの艦に直撃した。
「おおっ! 艦長、いけるぞ!」
「まだだ!」
レイラは冷静に次の攻撃に備え、艦の動きを止めることなくさらに反撃を続ける。
「ふん、よくやるわね。でも……」
ヴァイオラの艦から新たな波動ビームが発射され、スターダスト号を直撃した。
「くっ、耐えろ!」
レイラは艦を何とか持ちこたえさせるものの、かなりのダメージを受けていた。
「艦長、今のはヤバい! しばらく攻撃を避けつつ反撃しないと!」
「わかってる! 次の一撃で終わらせる!」
レイラは操縦桿をしっかり握り、戦闘に集中する。
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