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第4章:逃げろ! オークション会場大混乱!

「お、おい艦長! ちゃんと計画あるんだろうな!?」


「もちろん! ほら、今から"お楽しみ"が始まるわよ!」


 レイラが指を鳴らした瞬間——オークション会場に爆発音が響いた!


「きゃああああ!?」

「何だ!? 敵襲か!?」


 会場の入り口で、砲撃を放つ小型戦闘機が見える。


「艦長! 戦艦で迎えに来たぜ!」


 通信機から聞こえたのは、操縦士ジークの声だった。


「ナイスタイミング!」


 レイラはライナーの鎖を破壊し、手を引いて走り出す。


「おい、まだ金払ってないぞ!!」


「うっさい! そんなもん後回し!」


 会場が大混乱に陥る中、二人は戦艦へと飛び乗った。


「よし、帰還! 全速力で逃げるわよ!」


「艦長、お金の問題どうするんだ……」


「まぁ、銀河連邦の経費でなんとか……」


「やめろおおお!!」


 こうして、《スターダスト号》は今日も無事(?)に逃亡しながら、宇宙を旅するのだった。

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