表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

僕の我儘

作者: 朝焼 悠

終わりを

普段意識したり

なんかしない


それは

あまりに

辛くなってしまうから


平静を守っていられなくなるから


それは自分であったり

残すことであったり

また

大切な人に

残されることであったり


仕方ないと

この世界で

毎秒

起きていること

だけど

やるせない


この感情は


なんて自分は我儘なんだと

認識させてくるぶん

あとあと

辛くなる

虚しくなる


仕方ない

仕方ない

仕方ない

仕方ない

言い聞かせる


消えない悲しみ

消えなくていい悲しみ


残す側だとしたら

忘れてほしい?

覚えていてほしい?


抱えるエゴと葛藤は

これも毎日のこと


終わりを

普段から

意識したりはしない


僕は

覚えていてほしい


これもきっと

我儘


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
なんて愛らしい作品なんでしょう。 とても綺麗で、純粋な心を持っている。 私など、とっくに捨てて、諦めたかもしれない大切なものを、 朝焼さんは大切に抱えて生きているんですよね。 この心細くて清らかな愛が…
2024/11/16 21:07 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ