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SS - 蠢動

「おい、どういうことだ。このタイミングで連邦の船だと! 話が違うではないか!」

 重たそうな体を揺すりながら、不機嫌さを隠そうともせず部屋の中をドスドスと歩く音が響く。


「まぁまぁ落ち着いてください。まだ単なる観光の可能性もありますし、日もずれています」

 テーブルの横に直立している男が、歩いている男を(なだ)める。


「観光客なぞ滅多に来ないこの星でか!? なぜ突然現れたのだ?」

 落ち着きなく歩く男が、宥める男に食って掛かる。


「それでも、たまには来ます。報告が遅くなった航行部には、厳重注意をしておきました」


「日が近すぎる。どこかの勢力の、横槍の可能性は無いのか?」


「たとえ横槍を入れようとしても、彼らには何もできませんよ。小型船一隻ですよ」


「ここでまで来たら計画を変更することは出来ん。監視を怠るな。あと、念のため素性は調べておけ」


「わかっております。しかしずいぶん慎重ですね。最悪、連絡船など沈めてしまえばよいではないですか」


「バカ言え、末端とは言え相手は連邦直轄だ。誰と繋がっているかわらん。それこそ、リスクとメリットのつり合いが取れていないではないか。だがそうだな……準備だけはしておくか。抜かるなよ」


「はっ!」

短いので切り方を悩んだのですが、ひとまずショートストーリーとしてあげさせてもらいました

明日また続きを投稿します。


お読みいただいている皆様、ありがとうございます。

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