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再び救助

2作品目もできました。

…疲れた。

 「帰るぞ、スカーレット」

 スカーレットがさっきから山の方をずっと見てる。

 「ねえねえレン、なんか嫌な予感がするよぉ。キャロルさんが助けを読んでるような、とにかくなんか嫌な感じ」


 「それは猫の勘?それとも精霊としての勘?」


 「両方の間だにゃ。とにかく行かないとまずいよ!いこ!」


 「ああ、ちょっと待て!」

 ったく、主人を置いていく契約精霊がどこにいるんだよ。



 案の定、嫌な予感は的中していた。

 テントを張って護衛の人は寝て、キャロル様は馬車で寝ると、さっき言っていた。

 そして、キャロル様がいるであろう馬車の周りに護衛が馬車に向かって魔法を放とうとしている。

 「……いく?」


 「…行こう。ちょっと辛いかもしれないがスカーレット、耐えてくれよ」

 大丈夫って言って、スカーレットは剣になった。

 「とにかく、窓から中にいるか確認しないと何か別のことをやろうとしているかもしれないから移動するか」

 ここら変だったら見えるだろうっと。

 やっぱり中で寝る準備をキャロル様はやってる。

 (今すぐ行ったほうがいいと思うよ。相手は少ないけど結構な力があるからいつかボクたちの気配を感じとるよ)

 そうなんだよな。

 気配隠しで今はバレてないけどいつかバレるだろうな。

 「今しかないか。いくぞ」

 (いいよ!)

 「くらえ!不届き者め!フレア!」

 とりあえず、リーダーぽかったモーリスだっけ?を殺った。

 「隊長!お前は!」


 「俺はさっき助けた魔剣士だ!お前らがそんな奴らだと思わなかった!」


 「ぐっ!こいつ強いぞ!しかし、いつかは剣でいられるリミットが切れるだろう、そこまで耐えれば勝ちだぞ!」

 なぜそんなに知ってるんだ!

 「ふふ、なぜ知っているのだって顔してるな。騎士団に何人かいるんだよ、お前の職と似ている、聖剣士がなぁ!」

 多分ルシアーナさん(先生)も含まれてるだろうな。

 「それなら、リミットが切れる前に全員を倒すのみだよ!ヒートカッター!」


 「耐えろ!耐えれば勝機があるぞ!」


 (やばい、そろそろ疲れてきた)

 耐えてくれ、頼む。

 そう願っていたが、どうやらもう耐えれなかったようで、戻ってしまった。

 「よし、剣がとけたぞ!いまだ、行け!」

 やばい、スカーレットだけは守らないと。

 「さっき買った剣を使って、レン!」

 さっき買った?は!

 「そうだった!まだ終わるわけには、行かねえええ!」

 忘れててごめんな、イレガルダガーと、なんだっけ。

 (いいよ、気にすんなご主人様)

 (ボクは納得しないけどね。名前決めてから使って欲しいよ)

 剣から声が?!

 (後で説明するからボクたちを使って相手を倒さないと、よそ見してる暇ないよ。ファイヤーカッターを使いな)

 (ボクはウォーターカッターを使うといいよ)

 よし、

 「力を借りるよ、同時魔法、ファイヤーカッター、ウォーターカッター!」


 「なんだと!このままではやられる、退け!退け〜!」

 逃さないよ。

 「頼む、命だけ、、は……」


 「ごめん、勢いで切っちゃった」

 うん勢いだから大丈夫だよな。

 「あ、あの」


 「はい?ってキャロル殿下!ご無事でしょうか!」


 「はい、大丈夫です。2度も助けていただき、ありがとうございます」


 「で、殿下!土下座なんて、おやめください!」

 やばい、俺、捕まるかもな。

 この国の王女で、国民から大きな支持を受けてる方に土下座させるなんて(させてはいないけど)。

 「あら、ではお言葉に甘えて。それと、今日レン様の屋敷にいって泊めていただいてもよろしいでしょうか」

 確かに、護衛ゼロでしかもこんなに立派な馬車で寝てたら他の山賊にやられるかもな。

 「わかりました。後、この馬車私のマジックポーチ入れましょうか?」


 「えっ!入れることできるんですか?!」

 また驚かれた。

 「はい、普通に入りますよ」


 「やはりレン様は魔道士ですよね。その魔力量」

 だから俺をあんな魔法(以下略)。

 「普通ですよこんなの」


 「馬車を入れるなんて相当な魔力量が必要ですよ」

 魔力量か、確かにそれはやばいかもな。5歳から魔力を鍛える特訓をひたすらやってたもんな。

 「それは、小さい頃から鍛えていたからです。それよりも日がもう落ちますよ。早くいきましょう」


 「あら、そうね。立ち話はここまでにして後は屋敷で話しましょう」

 どんだけ話したいんだこの人は。

 「ご主人様!いつになったらボクに名前をつけてくれるんだい!」

 後ろから声がするから振り向くとそこには、くりくりしたサファイアのような目をして、水色の光を放っている服を着ている女の子がいた。

 「えっと、君は?」


 「ボクはご主人様の青色の剣だよ!名前を早くつけてよ!」

 わかった。

 わかったからそこまで攻めてくるなって。

 胸が当たりそう。

 「じゃあ、全体的に青いから、ソラだ」

 そう言ったら、ソラは光を放ち、俺と同じ年ぐらいになった。

 「…名前つけてくれて嬉しいけどさーなんで青からソラになったの?」


 「青い空からだよ」


 「青いソラからソラ?どういうこと?」

 何言ってんだこいつ。

 「空は青いだろ、だからそれに因んでソラだ。何が悪い」


 「レンが言ってるのは上空の空の空でしょ。通じてないわよ」

 あ、そういうことね。

 「それだったら理解したわ。それよりご主人、早く帰んないと本当に暗くなるよ」

 は?

 「お前のせいだろ。ではいきましょう、キャロル様」


 「ふふふ、面白いわ。いきましょ」

 何が面白いんだ全く。

テストあるのでテスト頑張ります。

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