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Dea Creaturae ーAc revelareー  作者: つつみ
Anquoa
43/108

ーARGUMENTUM sidereumー

ーー20■■/07/05 14:38 とあるアプリケーション内


dedenこと張のプロフィールと、そして1枚の新しい投稿作品。


deden @dd_sunsp

毎日課題と実験と研究に追われている大学生 指で描いてます 日本語/中文/EngOK( ・ิϖ・ิ)


どうやら当時17歳の高校生だった彼女は、20■■/07/05の時点では大学生になっているらしい。

まあ当たり前の事だろう。




タイトル:もうすぐ七夕☆


deden@dd_sunsp

『ということでいつもの星空モチーフのオリキャラ描きました( ///˘u˘///)』

































「おっ!!ででんさんの絵またランキング載ってるー!!」

翌日、シヨ改め有夏から来た呟きの内容を見て美亜は特に喜んでいた。

『ねーっ♡♡♡やっぱでいんちゃん凄いよねー♡』ポンッ

有夏は相変わらずででんの狂信者だ。

…無論、美亜もある意味其の一人となってしまった。

























ーー時は少し遡る。

























ーー泥の様に眠った其の後から、大分時間が経ってから美亜は目を覚ました。

「ん…え、あれ……………」何だったんだろうな、と目を擦り上体を起こした彼女は、下腹部から寝台の敷布(シーツ)がくしゃぐしゃに濡れている事に気付いた。


「…えっ!?あ、何で!!!?!?!?」美亜は激しく動揺し、飛び上がる様に立ち上がって急いで洗濯機の中に押し込んだ。

下着も脱ぎ入れ、兎に角綺麗に乾かさなくては、と焦る。





「………はっ」

あれ、と美亜はふと時計へ視線を送った。時間は深夜の3時。何故こんな時間に?と気にする迄も無く、美亜は自分の身に起こったでありう出来事を必死に整理した。

…そうだ、思い出した。美亜は頭を掻き毟り激しく動揺する。


私、私そう言えばシヨさんっぽい幻覚見て全身が…こう……ビリーっと…………




思い出して、最大限に赤面する。

我が身に起こった出来事が、あまりにも逸脱していて、更に言えば言葉にするのも光景を思い出すのも憚りそうな程羞恥に彩られている、と思ったからだ。


そして、自分がシヨ改め嵩町有夏とででんの二人へ忠誠を誓い共に何処までも、と誓わされる事となって快楽と欲望に負けて誓ってしまった。









…思い出すと一方的で、かつ彼女の方が明らかに有利になるだろう選択肢しか用意されていなかった事にふつふつと怒りを浮かべる。

……が、其れを上回って彼女へ抵抗してやろう!という意欲までは出なかった。そんな気になれなかったのだ。彼女達とは普段より仲良しだし、言ってしまえば、有夏の言っていた言葉に負けてそっちを取ってしまった。自分なんてそんなものだった。

「ははっ、あははっ…欲にはやっぱり勝てないでしょ……」

美亜は自分自身へ軽い自己嫌悪の様子を見せたが、本質は全くそう感じなかった。

これでいい。

欲に従った私は間違っていない。

誰も迷惑掛けていないもん、迷惑として掛けられるなら、あの死んだクズのロマとその家族や親類に何千倍の迷惑にしてやりたい。





…そうして、美亜も少しずつ壊れてゆく様になった。

今は未だそうでは無くとも、何時かの未来で、気紛れに強さを選び気紛れに人の命を絶やす様になるのだ。


















































ーー20■0年 07/0■

今日は七夕だ。星空に願いを託す日。

織姫はソ■ィアちゃんだ。彦星は■■くんだと思う。


ででんさんも、シヨさんも最高の人。素晴らしい方だなって思う。

でてんさんは大学生で課題とか勉強に追われてるのにあんなに素晴らしい絵を描いてお金に出来るし、シヨさんも闘病を終えてから勢いが凄い。

もう何にでも出来てしまいそう。

この二人なら、本当に世界の全てを足元に置いて、何でも好きに出来てしまうと思うんだ。


シヨさんの手を取って良かった。

ででんさんを崇拝して良かった。

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない

私は間違っちゃいない…









ーー…美亜の手記は、其処で焼け尽き途絶えていた。

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