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十四話 あぁ、俺は死んでしまうのか

 先に結果だけ言おう。

 あのロリショタは先程の面影なんてない化け物となった。

 そして味方は最初の10分の1ほどになっている。ヤバい。

 不幸中の幸いというか俺らのパーティは生き延びている。

「おいっ、膝潰せぇ!」

「わかったわ、インフェルノ(×3)」

 連続詠唱で膝を一点集中で攻撃していく。

 よっしゃ、跪いた。そこを嶽が影で動きを縛る。

 必殺のアウトレイジ・バースト。今日3度目だ。

 それでも未だに倒せていない。

「佑くん、圧縮強化って1か所だけに発動できる?」

「あ?あぁ、出来ると思うが、やったことねぇ!」

「私の魔法に合わせて、嶽くん動き止めてて。」

 ミークがあの魔法を発動させる。魔力が胎動し、

 周囲の空気が震えている。あれを圧縮して1点に集めろと・・・?

 ヤってやろうじゃねぇか!

「パンゲア・インフェルノ」

「アウトレイジ・ストリングス」

 同時に能力を発動させる。

 超特大のマグマの塊が圧縮され、白く光る小さな光。

 敵に命中する。瞬間嶽が力尽きる。

 当たった瞬間圧縮していた力を開放する。

 圧縮した時間は4秒。元の16倍だ。

 敵は、マグマの塊に飲み込まれる。

 初めての合わせ技だ、中で敵はもがいてる。

「もう一回!シヴァ・インパクト。」

「アウトレイジ・ストリングス」

 隕石が降ってくるには時間が少しかかる。約8秒。

 俺らの全力を、敵に向かって叩き込む。

 隕石が小さい塊となって敵の頭に命中。

 マグマと合わさる。この瞬間はとんでもないエネルギーが

 生まれ、すべて敵だけに加わる。

「これで、終わりだ。終わってくれ!」

 だが、敵は手に持っていた戦斧を俺めがけて投げてくる。

 即座に俺はよける。ことができなかった。

 すでに身体は限界を迎えていたのか。

 あぁ、死ぬのかな。走馬灯ってこれか。

 今までの思い出が、脳内で一気に再生される。

 ここで俺の意識は途絶えた。

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