プロローグ
はじめまして!
この作品を見ていただきありがとうございます
初投稿ですので至らない点もあると思いますがよろしくお願いします
夢を見ていた。
なにもない真っ白な世界。
そんな世界で一人泣いている少女。
声は出ない。体も動かない。ただ見ていることしかできなかった。
そんな中彼女はこちらに気づいたのか俺の方に振り返った。
そして俺を見て彼女は呟いた。
「助けて」と・・・
そこで俺の意識は現実世界へと引き戻された。
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ピピピ……ピピピ……
アラームが鳴り目を覚ます。
時刻は7時30分を過ぎたころだ。
寝ぼけ眼をこする俺こと、冬馬一は、今日から高校2年になるどこにでもいる普通の男子高校生である。
今日は新学期の始業式なのだ。
制服に着替え、いつも通りの時間に家を出る。
「おっはよー!!]
家を出てすぐに俺の幼馴染み、綾瀬鈴がいた。
茶髪の似合う小柄な女の子だ。
同じ学校に通っていて、毎朝うちの前で待っている。
「おはよう、鈴。今日も朝から元気だな」
彼女はいつも朝からハイテンションなのだ。
「そういう一はいつも通り眠そうだね」
彼女はそう言い笑う。
そんないつも通りの会話をして俺たちは学校へ向かう。
こんな普通の日常が今日で終わるとも知らずに。
最後まで読んでいただきありがとうございます
もしアドバイスなどありましたら教えてください