チートに磨きをかける
「主様はどうしてこのようなところにお住みに?」
「んー?ゆっくり暮らしたいから」
「そうですか。ところで主様はどんなことができるのでしょうか?」
何でもできる。
「大体何でもできる」
「ならご自分を強化してもっと強くなってしまえば何があっても大丈夫では?」
「あーそうかもなー」
確かにそれがよさそうだ。
「んじゃ・・・とりえず魔力強化・・・いや・・・・
いっそ・・・チートをつくって・・・よし!」
「なにをなさっているのですか」
「自分の強化したんだよ。チートっていうスキルを作って自分につけた」
「・・・・・・」
ここで説明しておこう。
スキルとは努力をした末に極めた時につくものだ。
簡単に身につくものではない。
つまりチートを極めたわけだ。
「この短時間で何かを極めてしまえる・・本当にすごいお方に召喚された・・」
すごいのは認めるが駄目だろう。
チートなんかを極めてしまったら敵なしである。
「さて寝るか」
~王女様~
「隣の土地が買われたですって!?」
「はい」
「じゃあもう遊びに行けないのね」
「・・・さてお嬢様・・・・
ご説明していただけますか?」
「へ?あっ・・・」
いらないことを言ってしまう王女様であった。
この後こってり絞られた王女様であった。




