化け物より化け物
「ここかぁ~」
のんは自分の買った土地に来ていた。
「とりあえず家だよな・・・」
森がるから木もある。
スキルを使えば自分で建てられるがそれは面倒だ。
「あー魔法で作ればいいかイメージって言ってたもんな・・・
家を建てろ 」
のんが魔法を使った瞬間木々が勝手に動き風が気を切断してどんどん組み立てられていった。
「すっげえな・・・」
そうしてできた家は
お屋敷だった。
「本当に想像道理なのか・・・
いやこのツボとかどうやって・・・まいいか」
よくはないだろう。
しかしここは魔法だから。この一言で片付けてしまう。
「あとは飯か・・・
えっとじゃあ 料理人召喚 」
なんてふざけた呪文だろうか。
しかもでてきたのは・・・
「ここはどこでしょうか?」
「やってみるもんだな」
器具ととに一人の女の人が現れた。
「えっと料理人召喚したんだけど」
「そうなんですか。じゃあ私が召喚されたのも納得です。私はリルと申します。それでは何をおつくりになったらよろしいですか?」
「おまかせで」
「では材料はどちらに?」
「ない」
「え?」
「ないよ」
「・・・ないと作れないのですが、、、せめて魔物の肉でも・・・」
「魔物・・・何がうまい?」
「一番はやはりレッドドラゴンでしょうか。まあ強すぎ食べれないですが」
ドラゴンは強さの象徴だ。一人で押せるとしたらそれはSSランクに認定されている化け物たちより化け物だろう。
「レッドドラゴンか。わかったちょっと待ってろ 転移 」
「え、いやちょっ・・・」
のんが転移したのはもちろんドラゴンのいる場所。なんとあやふやな指定だろうか。
「こいつかな?えっとじゃあ消し・・はだめだから・・・あー 死ね 」
無念である。何の抵抗もなく、顔を上げることすらできずにドラゴンは死んだ。理不尽だ。
「てかでけえな 転位 」
ドンっ
「え?なんでドラゴンが・・・」