詠唱
「えっと。じゃあ遠慮なく。 穿て 」
「っ!!」
のん遠慮なく使った魔法はオリジナルでしかも超短文詠唱とよばれるものだ。
ちなみに無詠唱を使えるのはのんを除いていないのだがそれを知っているからあえて詠唱をている。
「超短文詠唱しかもこの威力・・・
サナ!試験はおわりだ。とりあえずCしておけばいい。すぐにSまで来そうだよ」
当然だ。超短文詠唱は宮廷魔術師でも使い手が少ないのだ。
短文詠唱をできるだけでも優秀なのだ。
「のんといったな?死にたくなければなにか武術をするといい。そうすれば前で戦いながら魔法も打てる」
・・・できる。というか余裕でこなせてしまう。
チートの力は半端ないのである。
「あっはい」
「ではこちらが冒険者カードになります。
紛失した場合は再発行になります。再発行には1万ゴル必要になるのでご注意ください」
「わかりました」
ちなみに
100ゴルが銅貨1枚
1000ゴルが銀貨一枚
10000ゴルが金貨一枚
1000000ゴルが白金貨一枚だ。
「高いですがそれだけ貴重なものだとご理解ください」
~王女様~
「だからいってるでしょ!爆破魔法を得意としているもので一番強いやつをおしえてくださいと!」
「個人情報ですので」
「・・・・・・・・権力だけはあるのよ?」
「で?」
「・・・・」
「で?」
「・・・・・・・」
ギルドマスターの圧力に耐えきれなくなり結局逃げ出した王女様であった。