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プロローグ
プロローグです。
〜プロローグ〜
キーンコーンカーンコーン…。
「よし、今日はここまでだ。各自復習を忘れないように!」
先生の無遠慮な声が僕の耳をつんざく。
授業が終わった。嫌な嫌な、休み時間が始まる。
「おい、星川!今日は人数がたらねえから、一緒に野球やろうぜ!」
突如、大柄な少年が、一人ただ座っている少年に話しかけた。
「えぇ!?いいよ…、僕は…。」
少年は力なく答えた。
「ちっ!ノリの悪いやつだな。入学して1ヶ月がたつって、いうのにまだ慣れねえのかよ。おい!行こうぜ!」
大柄な少年は、捨て言葉を吐きながら取り巻きを引き連れて教室を出て行った。
はぁ…なんでだろう。なんでこんな僕になっちゃったんだろう。小学校のころに戻りたいよ…。
ずっと、あこがれてた中学生。こんなはずじゃなかったのに…。
プロローグなので、特に無しです。第一話へどうぞ。