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テアリレム・レラボ  作者: トマト野郎
闇夜に浮かぶ月
20/26

旅の始まり

ごめん

言い忘れてたけど、16話ぐらいからは一気読みの方が分かりやすいかも



「えっ?!何を言ってるんですか?僕はこの鳳雷(ウォングサンダー)をもっと大きくしようと思ってこんなに働いてるのにですか?」


「それだよ。みんなもっと他のことを考えてるんだよ。いい?このクランを大きくしようとする人ははこのクランに入らないんだよ。このクランの使った理由は知ってるでしょ。」


「けど…………、クランのためにと思って今まで頑張ってきたじゃないですか?!僕は副団長だし、そんな疑うようなこと言わないでください」


「ミリヴィアちゃんが今まで頑張ってきたことは鳳雷(ウォングサンダー)の全員が知ってるよ。何回もみんな助けてもらったし」


「じゃあ、なんでそんなこと言うんですか!」


「…………」


「なんとか言ってくださいよ!」


「ごめんね、今までありがとう。」


鳳雷(ウォングサンダー)への登録が削除されました。]


えっ?!


「バイバイ、ミリヴィアちゃん」


そう言うと、団長の後ろにある窓を開け、僕の肩を掴んだ。


「何するんですか?!離してください!」


何も返事はなく、ものすごい力で僕を軽々と持ち上げ、外に放り投げた。

あっ、これは死んだか?まぁ、町中だしいいか。

そう思い、空を見上げていると、団長と目が合った。

悲しい顔をしている。

そんな悲しい顔すんなら殺すなぁ─────


ヘ゛チ゛ャ゛ン゛!!!!!!







「あぁ!いってぇ!!!」


痛ぇ、体潰れてしばらくしてからリスポーンしたからだな。どうにかならんのかなこの設定。


「あ?どうしましたー?」


「えっ?ミリヴィアじゃん」


えっ、玲哉くん?なんでここに?


「えっ、なんでここにいるんですか?町中にいて死ぬことなんてないでしょ」


「なんかよく分かんないけどこけちゃって……気づいたらここにいました。」


「僕のこと言えないですね。」


「まぁ、それはちょっと……、置いといて、で、なんでここにいるんですか?死んだってことはどっか町から出たんですよね。まさか、さっきあそこまで言って、そっちも同じだったら殴りますよ。」


「えっと……まぁ、町中なんだけどー」


「えっ、まじで?殴っていい?」


「ちょっとタンマ、タンマ」


「……………………」


「………………………………」


「で?言い訳は?」


「えー、まぁ説明すんのめんどくさいから、要約すると2階から落とされて死んだってとこかなー」


「えっ、2階程度で死ぬなんて……雑魚じゃん。」


「うるせぇよ」


「あの……2人で盛り上がっているところ申し訳ないんですけど、どなたですか?」


「あっ、僕?僕はミリヴィアって言って、まぁそこら辺にいる普通の人間かな。」


「えっ………、その見た目とその声で?普通の人間?」


「まぁ、自称ですから。気にしないでください。それは俺も思ってるんで。」


「おい、」


こいつら、僕はこの見た目になりたくて自分で作ったのに。


「一応この体作るのに1時間かかったんだらな。」


「えっ?俺30分なんだけど。」


「俺も!」


「「ウェーイ仲間!」」


2人でハイタッチしてる。

やっぱ男ってバカだな。


「その2人はどう言う関係?」


「俺が死んだ時にいて、話してたら今に至るって感じかな。」


「あっ、俺ロムドって言います。これからよろしくでーす。」


「あっ、お願いします。」


なんかこいつチャラいな。気が合いそうにない。


「ミリヴィア、誰に落とされたんだよ。」


「………僕が入ってたクランの団長……。」


「入って()?追い出されたってことか?」


「まぁ、そう言う感じかな。」


「じゃあ、クランから追い出されて団長に殺されたってこと?」


「そうなるね。」


「なんで殺されたんだ?」


「……副団長だったのに、鳳雷(ウォングサンダー)を潰そうとしたからかな。」


「えっ!?」


隣で無言で聞いていたロムドが驚いた顔をしてこっちを見てきた。


「あの鳳雷(ウォングサンダー)の副団長なんですか………?!」


「えっと………うん、まぁもう元だけど。」


「なんそれ、有名なの?」


「有名とか言うレベルじゃないよ。この大陸全体を守る超大物クランで、全部のクランの憧れ的存在ですよ。その副団長とでもなればバカ強いですよ。」


「へ〜そうなん?ミリヴィア」


「照れるけど大体合ってるよ。」


「じゃあなんでそんな副団長っていうすごい立場だったのに潰そうとか考えたんだよ。バカなのか?」


「バカじゃねぇよ!ちゃんと理由あるわ!」


「じゃあ教えて」


「ごめん………今はまだ言えない。」


「今()………?いずれ言えるってことか?」


「そう……だよ。」


「ならそれでいい」


「まかせろ!絶対に約束は守る!」


「で、この後どうする?」


うーん、まぁ鳳雷(ウォングサンダー)クビになって暇だし玲哉くんについていくか。


「僕は玲哉くんについていこうかな。」


「ロムドは倒された時の仲間たちがいるからそっちにいく感じ?」


「いや、あれは即席パーティーで、戦いに挑むまでの間だけのものだったからもうパーティーは解消されてる。」


「じゃあ、俺たちについてくるか?」


「もちろん!言われなくてもそのつもり」


「じゃあよろしくね!ロムド!」


笑顔でロムドに言う。

どんな人かは知らないが、玲哉くんと仲良いなら大丈夫だろう。


「あっ、よろしく!」


「なんか2人もう仲良くなった感じ?じゃあこの3人で商店に行くかー!」


「オー!………って僕だけ?ロムドも!ほら!」


「そんなにオー!ってなるか?これ?」


「なるでしょ!」


玲哉くんと一緒に旅をするんだ。今「オー!」ってしなくていつするんだよ。


「じゃあ、改めて商店に行くぞー!」


「「「オー!!!」」」


「で、なんで商店に行くんだ?」


「エレクが欲しいから。」


「「はぁ?1人で行けや」」


「いやいや、ついてきてよー」


「まぁ、そこまで言うなら………


「嫌だね!俺はもっとハラハラワクワクの冒険をしたいのになんだよエレクが欲しいって。もっと夢見ようぜ。」


「とりあえずついてきてって!お願い!」


「まぁ、なるはやで」


「おっしゃきた!」


なんか僕だけハブかれてる?


「僕も行くよー!」


「じゃあ、俺についてこい!」


なんか楽しそうだな。

玲哉とミリヴィアの敬語外した

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