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裏切りと恋の協奏曲  作者: 磯城(シキ)
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スレチガイ

今回は前話の優花さん(主人公の彼女さん)視点となります。

閉ざされた密閉空間である観覧車に二人で乗るというのは興奮する。


 「ねぇねぇ、健くん、なんかしようよ。」

 「…。」

 「健くん?」

 「!ああ。ごめん。何?」

 「ぼうっとしてたの?何かしないって言ったの。」

 「ああ…。」

 「健くん、どうしたの?」

 「ああ、ちょっと考え事してて…。」

 「もう。」

 「ごめんって。ちょっと待ってて。」


健くんがつれないなぁ。

勇樹くん…


私はいつからこんな二股を始めてしまったのだろうか。


最初は2ヶ月前、勇樹くんと付き合い始めてからあとちょっとで2年経つぐらいのとき友達が彼氏とやったという話を聞いて、私もものすごく勇樹くんと交わりたくなった。

私は何度もそれっぽいアピールをした、だがただの一回も勇樹くんは気づいてくれなかった。


そして付き合い始めてからちょうど2年たった日、私は攻めた。

今日親いないんだけど、私の家に来ない?と勇樹くんに聞いた。

しかしそれも予定があるからと言われて断られた。

ショックだった。


そして私は勇樹くんの親友の中山くんに相談した。

こういうことは女子に相談するより勇樹くんと同じ性である男の人に聞いた方がいいと思った。

すると、彼は練習させてやるよと、上手い方が勇樹くんも喜ぶぞと言って彼の家に連れて行かれた。


そして、私は流されるままに初体験を恋人ではない人物と行った。


ヤった時、私は罪悪感とは少し違うものを抱いた。

いけない、こんなことはいけないとは思った、だが私の身体は脳の思うように動かなかった。


“快楽”に忠実であった…。


そして私は何度も勇樹くんに黙って中山くん、いや健汰くんと逢瀬を重ねた。


今に至るまでこの関係については勇樹くんに言い出せていない。

悪いとは思う、ただ私は…。

主人公の彼女さん視点回でした。

本当はもっと重い内容でしたが、筆者が気持ち悪くなったので優しめの内容でお願いします。軽い方がいいのか重い方がいいのか感想欄で教えてください。

次回は普通に前話の続きになると思います。

星とハートを押してくださると筆者が喜びます。

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