表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/5

初めての魔法っ!

暑いですね(--;)

皆様も熱中症にならないようお気をつけくださいな

おはよっ!今日も私は元気です


さてとっと、ここらへんで一度状況を整理してみようタイムなの〜


えとね、今は聖国歴893年の、、、深い意味ないよ?偶々だよ?私のせいじゃないから間違っても深読みしないでね!


えっと、それで聖国歴893年の夏?くらいかな、正直ここ3年過ごしてきたけど四季の変化が分かりにくいんだよね〜、あついかぁ、さむいかっ、みたいな?結構極端かも〜


それでそれで、私の家は侯爵家みたい?聖国には侯爵家以上の家が5つしかないって聞いたし、結構地位としては高いのかも、流石イケメンの配慮はちがうのですっ。


それで〜、私の親の名前だけど、パパがギルベルト・フォン・シュタイン、ママがカルラ・フォン・シュタインらしいから、我が家はシュタイン家みたい!あ、因みに私の名前はアメリア・フォン・シュタイン、最近遊び始めた友達とはアンとかそゆう愛称で呼ばれてるの。最初と最後くっつけるすっごい単純な愛称だけど割とお気に入り!


うーん、他に必要な情報あるかなぁ。。


家なんて五歳位に飛び出して冒険者になってやろーって思ってる私に家族に対する愛情とかはあまり。。あ、でも勿論冒険者になって稼げたら仕送りとかするけどさ。。。私そこらへんの感情乏しくてわからないんだよね。。


あ、魔法の家庭教師の人はね〜ギルっていうんだ〜すっごい優しいんだよ!教え方も丁寧だし!でもまた魔力操作からやらされてます!!!笑


それじゃ今日も今日とて頑張っていきましょっ、朝起きたら歯磨きして、髪を結ってもらって、午前中は聖国の座学とか、歴史とか、計算とか?


あ、でねでね、筆算とかしたんだけど教師の人に驚かれちゃってさ、「この子に私が教えることはもうありません」だってさ〜、なんか嬉しくなっちゃうよねっ文字を使った計算とかもあまり発達してないみたい!これが所謂知識ちーと、ってやつ?


そして午後は待ちに待った魔法学です!遂にきょーから魔法を教えてもらえますっやったね!それじゃ魔法学先生のギルさんのとこへレッツゴーなの!


「や、よく来たね、待ってたよ」


「えへへ、午後が楽しみで仕方なかったのです!」


「ふふ、分かったからそこに座りなさい、今日は初級魔法について教えてあげるね」


「りょーかいなのですっ」


「まず魔法には、火、水、土、闇、光、この五属性があることは既に知ってるよね?」


「うんっ」


「その中でもっとも下位にあたるものが「球」ってつくものなんだ、例えば水球、火球、光球とかだね、ちなみに持つ魔力量によっても規模が変わってくるから注意だよ」


「ふにふに、どれくらい変わってくるのですか?」


「うーん、そうだね、火球に使うMPは10なんだけど、総合MPが千を超えてる人なら30センチ四方の球体が、MPが万を超えてる人なら60センチ四方の球体が、勿論操作によって変えることはできるけど、基本的な値はこうだね」


うわっ、ほんと?私のMPやばいから調整しなきゃかもだねこれ。。火球一個で家なくなっちゃったら。。。ってそれ以前の問題か、、あはは。。


「ふむふむ〜、わかりましたっ」


「それじゃ早速実践してみようか」

「フレイム・ボール!」


と言ったら先生の少し前に1メートルくらいの火球がぽんっと出ました。


あへ、まってこれ、詠唱?もしかして難しくなるにつれて詠唱も難しくなるとか?ほんとにそんなこと言っちゃうやつ?これ。。フルパワー100%中の165%!!!みよ!これが私の火球!!とかなっちゃうやつ???


ならないよね、うん、ならないようにしよう、どんな世界にも無詠唱というものがあること祈ってるね、うん。取り敢えず詠唱は絶対嫌っ恥ずかしくて溶けちゃう自信しかない。。


「あの。。先生?無詠唱って、できないのですか?」


「あぁ、出来なくもないけどね?例えば水なら水が何で出来ているかを完璧に理解しないと出来ないんだよ、使える人もいるみたいだけど基本門外不出だからね、僕も会ったことはないかな」


ほほう、ほほうほう、即ち水とはなんぞや?ってのを理解すればいいわけなのね!水とは!H2O!これにつきます!


ふふふ、あれ?でも炎ってなんだっけ。。んん、んんん、うん、多分私の前世経験でなんとかなるって、信じてるっ


「んー、わかりましたっ、実践してもいいですか?最初は危なくない水でっ」


「ええ、どうぞ、詠唱中も水のことを頭に思い浮かべていて下さいね」


ふふふ、それじゃあいっくよ〜っ、おみず〜、H2Oを思い浮かべて〜それっ!


はいでました、頭上に水槽(比喩)いやぁ、魔力調整、忘れてましたね、うん。どうしたらいいと思う?これ、もう直ぐ落ちてくるんだけど。。あ、先生目が・になってる、比喩抜きで。


ってぁぁぁ現実逃避してる場合じゃなくて!どうしよ!あっ先生が闇魔法は収納にも使えるって言ってた!言ってたと思う!言ってたことにしとく!そうと決まれば収納魔法頭で念じて。。


ていっ!


「あっ、、あれ?やった?収納できたの、かな?」


「...あ、うん、そうみたいだね、今度から魔法を使うときは屋敷の中じゃなくて郊外ですると言うことをアメリアの父君にも伝えておくね、あ、それと、もう基礎知識と魔法の基礎の扱いについては完璧みたいだから、今後は魔法の種類だけ教えてあげるよ」


「えへへ、はい。。。」


凄く気まずい沈黙だけど、うん、しかた、ないね。。


授業終わってさ、今更ながらに私、思ったんですよ、ヘレナに聞けば全部一発でわかるんじゃないの?って。でもねヘレナがこういうんだ、術名は教えることができても原理の理解には一眼見ることが大切でしょうって。


たしかに。、、としか思えなかったから今後も素直に授業受けよっと。それじゃ今日は疲れたからもーねよっおやすみっ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ