表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/145

おいらんセミナー24

「手は回してあります。後は仕掛けた罠に引っ掛かるのを待つだけですね」と菜摘は答えた。

ホスト亭主が改まった口調で言う。





「いずれにしろ、このセミナーが開催されている最中にその証拠をオブザーバー全員に閲覧して貰い、多数決で決して行くしか教科書記載の手はありませんね」





菜摘が頷き答える。





「あの老獪な風俗研究家と七瀬がぐうの音も出ない程の証拠じゃないと意味がありませんしね」




「そうですね、彼等が全面的にOKして始めての教科書記載ですから、どうですか、段取りの方はどうですか?」





菜摘が答える。





「手は回してあります。後は仕掛けた罠に引っ掛かるのを待つだけですね」




ホスト亭主が念を入れる。




「くれぐれも油断しないで慎重を期して下さい。よろしくお願いします」




菜摘が恭しく頷き答える。





「分かりました」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ