表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/145

おいらんセミナー15

「自分は北の連携繋がりとして警察機構を限定した覚えはありません。警察は利権を損なうから、パチンコ打ち子詐欺を取り締まらないと、その事例をかい摘まんで論っただけです」とホスト亭主は言った。

菜摘がホスト亭主に助け船を出す。





「今こちらサイドが論じているニュアンスはあくまでも官僚機構を指し示す語句であって、それがそのまま警察官僚を指差す言葉にはなっていないと私は感じるのですが」





風俗研究家が怪訝な顔付きをしてから菜摘を無視するようにホスト亭主を睨み据え言った。





「あんたは限定した物言いをしているのではないのかね、ホスト君?」





ホスト亭主が菜摘の言葉を肯定するように頷き答える。





「そうですね。機構と言う語句を使った以上、それは広汎なる意味合いであり、限定はしていません。ですから繋がりがあると自分は言っているわけです」





七瀬なホスト亭主を詰る。





「そんなのは詭弁の中の詭弁じゃねえか!」






ホスト亭主が言い放つ。





「自分は北の連携繋がりとして警察機構を限定した覚えはありません。警察は利権を損なうから、パチンコ打ち子詐欺を取り締まらないと、その事例をかい摘まんで論っただけです」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ