表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
120/145

おいらんセミナー119

「だからこそこのセミナーは開催されているのですよ」と講師が言った。

風俗研究家が宣う。





「しかし北勢力の工作員がパチンコ打ち詐欺や覚醒剤の密売に関与し闇組織を動かして、その潤沢な資金を運用して政府高官や官僚を罠に嵌めるべく秘密結社を作り、秘密クラブ等をアンダーグラウンドで運営覚醒剤密売をしていても、全く尻尾を掴めないのであれば、どんなに粛正断行しても過去の失敗を踏襲するだけで、掛け声倒れになり、わしは無駄だと思うのじゃがな…」




菜摘が尋ねる。





「彼等の常套手段の圧力に屈してしまうという事ですか?」





風俗研究家が頷き答える。





「そうじゃ。敵勢力は余りにも強大じゃからのう。逆らう者は悉く闇から闇へ葬られて来たのが現実だし、それを踏まえた上で粛正を断行するにしても、検察等の一機関機構に委ねるのではなく、国家ぐるみで淘汰粛正を繰り返して行かないと効果は無いと言えるじゃろう。わしはそう思うがのう」





講師が言った。





「だからこそこのセミナーは開催されているのですよ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ