おいらんセミナー12
「パチンコ中毒依存症も覚醒剤中毒依存症も北の工作員がそのバックボーンである官僚機構を背景にして作られ、演出されていると、君は言いたいのかね、ホスト君?」と風俗研究家はホスト亭主に向かって言った。
周囲の雑音を掻き消すようにホスト亭主が言う。
「北の特殊工作員にとって対象がパチンコ浸けとなり、依存症に陥る大衆操作は常に必要であり、その抜け出せない麻薬性をキープする必要性は絶対にあるわけですよ。派手な快楽を貪るように仕向ける技法操作は必須項目そのものだと思います」
講師が尋ねる。
「快楽至上主義を鼓舞する大衆操作の手口ですね?」
ホスト亭主が頷く。
「そうですね。人はややもすると安楽を貪る性質がありますから、その操作は至って簡単な技術だと自分は思います」
講師がしきりに頷き言う。
「成る程。依存症になって覚醒剤やパチンコにやみくもにのめり込んで行く構図ですね?」
ホスト亭主が頷き答える。
「そうです」
風俗研究家が訝りつつも注釈を入れる。
「パチンコ中毒依存症も覚醒剤中毒依存症も、北の工作員がそのバックボーンである官僚機構を背景にして作られ、演出されていると、君は言いたいのかね、ホスト君?」
ホスト亭主が頷き答える。
「その通りだと思います」