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奴隷



あのあと私は揺れる馬車で目を覚ました。



かたかた揺れる馬車は檻になっていて外の景色が良く見える。

そして檻のなかには複数の人たちが質素な服をきてうつろな目で座っていた。

良く見ると足には足かせがはめられていた。


あ、これみたことある。


漠然と、これから奴隷になって一生を終えるんだと分かった。


前世の漫画による知識だ。



主人公は奴隷の少女と出会い、恋におちた主人公は色々な試練を乗り越え奴隷の少女を奴隷から解放した後幸せに暮らす話だ。


漫画で読んでいた時は、奴隷の少女に憧れもしたけれど実際にいざ私がその奴隷になるとなったら話がちがう。

それに優しい主人公が助けてくれるわけでもないのだ。そんなうまい話は小説や漫画の中だけだと知っている。



ああ、私の人生詰んだな。




そういえばユーリくんは無事だろうか。

無事だったらいいな



檻の間から遠い空を見上げながら唯一の友達の無事を祈った。



















あいだ空いてすみません!

ここまでお読みいただきありがとうございました!!

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