斯くて忍びは棄たれたり 二
三週間ぶりの教室は、案外、何も変わっていなかった。
気心の知れた友人同士で机を囲み、談笑に興じる。始業前の他愛のない会話。
だが、久方振りに見せた顔を見るなり、幾人かは露骨に顔を強張らせた。襟首や袖口から覗く包帯を見て、ぎょっとして息を呑む者も。
「蜂谷、久し振り」
廊下側の定位置。ひとり俯く白亜の顔に声を掛けると、驚いた様に目を丸くした。
「あ……、あ赤目?」
青白い顔が亡霊を見るかの様に。肉付きの悪い頬を引き攣らせ、声を絞り出す。
「い、い生きてたの?」
「勝手に殺すな」
縁起でもない物言いに、雁字搦めに固められた左腕を見せる。真白な包帯と無骨な石膏が、腕をひと回り太く見せた。
「ま、完治には程遠いがな。暫くは、大人しくしている必要がある」
溜息に合わせて肩を落としてみれば、相手は信じられぬ、と許りに絶句した。
「と、と登校しても、だ大丈夫なの?」
「……実のところ、まだ痛みはある」
ちりちりと。指先だけでなく、背中からも僅かな熱が燻る。制服に隠れているが、脇腹も固い胴巻きできつく固定されている。
「だが、流石に病院は飽きた。寝台の上でじっとしているのは、退屈でゞ」
真。無為に時間を過ごすのは性に合わぬ。
実際、最初は医学的見地やら何やらと喚いていた。
が、饅頭医師の検診前に会いに行った際に、考えを改めたのだろう。腰を抜かし椅子からひっくり返った以降、何も言わなくなった。
こうして無事に、此処に居る。
「そそっか……、あ赤目らしいね」
蜂谷も少し呆れ気味に笑った。釣られ、自然と頬が緩む。
「そうゞ。大会の日程、改めて決まったようだな」
姉から聞いた話を振ると、嬉しそうに白い頬を赤らめ、含羞んだ。
さぞ心待ちにしていたのだろう。言葉の端々から、抑えきれぬ興奮が漏れ出す。
「う、うん。ややっと、だよ」
「で、自信は?まだ、非難は続いてるのか?」
「そ、そのコトなら、ももう大丈夫」
登校時に見せた悲愴な面持ちは無い。代わりに憑き物が落ちたかの様な、晴れやかな色が浮かんでいた。
「かカイザーが、あアンチコメか、から、かばってくれた」
「かいざぁ?」
「か格ゲーを、すスポーツまで格上げさせた、で伝説のプロゲーマー。い一回戦の、た対戦相手」
「そうか……其れは、心強い後ろ盾だな」
蜂谷の首が静かに頷いた。だが、目には力が漲る。
誹謗に丸めた背中は既に消え失せた。戦いを待ち望む、益荒男の凛々しき顔。
「楽しみにしているぞ。その、かいざぁを相手に、蜂谷がひと泡吹かせる立ち回りを」
気合の入った友から元気を貰い、自分事の様に目を細める。
と、どうしてか。途端に蜂谷は口籠る。
「あ赤目は、来るの?」
「あゞ」
答えると、先の勢いは何処へやら。白い顔が強張り、視線が彷徨った。予想外の反応に、思わず眉を顰めてしまう。
「なんだ、不満か?」
「い、いイヤ。あ赤目じゃなくてさ」
慌てて手を振り、拒絶の意を否定する。
「ただ、永見さんも来るのかな、って……」
しどろもどろ。怯えの混じった困惑の視線に、得体の知れぬ違和感を覚える。
いや、蜂谷だけに非ず。
周囲の話し声が不自然に遠ざかり、聞き耳を立てているのに気付いた。居心地の悪い好奇の目。野次馬をひと睨みし、詮索する気配を追い払う。
「永見に何かあったのか?」
其れでも。肌に纏わりつく不穏な空気に、語彙の端々が荒く笹暮る。
「あ赤目には、言いづらいんだけど……」
遠慮じみた、顔色を窺う様な眼差し。煮え切らない友の態度に、悪い予感が腹の底を掻き回す。
「な永見さん、アレ以来、ガッコに来てなくて。それで……」
良からぬ噂が立っている。蜂谷からの凶報に、口内に苦い味が広がった。
「くっ!」
選択の失敗に、思わず舌打ちが出る。先に永見の教室へ顔を出し、様子を伺えば良かった。
「赤目っ、ちょ、ちちょっと!」
逸る気持ちの儘に動き出す寸前、白い手が肩を掴んだ。簡単に振り解ける弱い力が行く手を遮る。
「い、いい今はマズいって!」
「だがっ――」
反論する前に、教室に響く電子音が終了を告げた。周囲のざわめきが慌てた声に変わり、急いで体裁を整える。
「皆んなっ、センセが来たぞっ!」
横滑りする扉から教師が姿を見せた頃には全員、各々の席に収まっていた。ただ独り、鞄を抱えた半病人を除いて。
「赤目。久し振りで自分の席を忘れたか?」
糸目から放たれる冷たい一瞥に、幾人かのせせら笑いが続いた。質の悪い侮蔑。
だが、此処で腹を立てれば、永見の噂を調べる時間を失う。腹立ちを抑え込み、渋々、皆に倣う。
「では、号令」
糸目教師の一声に、生徒の誰かが合いの手を入れた。一斉に立ち上がる級友達。一緒に頭を下げれば、滞り無く一日が始まる。
――会えれば良いが。
出席の点呼を聞き流しつつ、物入れの上から掌を当てた。
中に収めるのは、蜂谷が出場する大会の、関係者向けに発行された切符。会場内、如何なる場所でも出入り出来る、魔法の免罪符。
主役は嫌がったが、応援は多い方が良いだろう。せっかく姉上に無理を言ったのだ。一緒に、友を驚かすのも悪くない。
「そして、最後の選手がPKを決め、初めてのタイトルを獲得したのです」
教師の読経が教室の中を通り過ぎる。締め切った教室は何処か息苦しく、澱んだ空気が肌に纏わりつく。
――徒労。
最初の授業が終わった後、急いで永見の居る教室に駆け込んだ。
だが、御河童頭の影も形も無し。
いや、彼女だけに限らず、あの出来事に関わった人物はひとり残らず見当たらず。疎らに空いた席が、主の不在を雄弁に語る。
聞けば。生き残った取り巻きも、学び舎を去った模様。生徒だけでなく、間宮を庇い立てした教師も辞表を出したらしい。
悲しむ者は皆無。誰も彼もが固く口を閉ざし、誰ひとりとして話題に上げようとはしなかった。
臭い物に蓋をするかの様に。触れれば村八分にされる空気が、学校中を支配する。
だとしても、諦めきれず。
どうにか永見の近況を聞き出そうと探りを入れたが、返ってくるのは白い目のみ。全てが空振りに終わり、溜息が口元から重く零れ落ちる。
「当時、わたしは近くに住んでいましてね。それはもう、街中が大騒ぎでした」
何とはなしに視線を流せば、机の下で内職に励む友の背中が飛び込んだ。教科書を盾にし、一心不乱に画面を睨む白い顔。
戯れに、千切った字消しを彼に投げつける。
――まだ、具合が悪いのだろうか?
胸の中に蟠る不安が、病院の遣り取りを思い出させた。記憶に混乱を生じている、という言葉が胸に棘を刺す。
ならば、お見舞いに行くのがどうだろうか?
居場所は白髭に尋ねれば、何とかなるだろう。会うのは難しいかも知れないが、姉の名前を出せば、門は開くかも知れぬ。
存外、悪くは無さそうだ。深く踏み込もうとした矢先――
「ハイハイ、ジャマすんでぇ」
前触れも無く、教室の前戸が開いた。気の抜けた声を発する体育教師に、教室に居た全員が固まる。
「太田センセっ、突然なんですかっ!授業中ですよっ!」
一番早く我に返った糸目が金切り声を上げた。自分の教壇を汚されたとでも思ったのか、物凄い剣幕で大田女史に詰め寄る。
「いやあ……今のは『ジャマすんなら帰ってぇ』が正しいんですけどぉ……?」
頭を掻き、太田女史は苦し紛れに笑ってみせた。
誰が見ても下手な誤魔化し。彼方此方から騒めきが広がっていく。
「だからなんですかっ!バカにしてるんですっ?!」
「いやぁ……。赤目ぇ、居るんでしょぉ?」
遂には弁解を放棄し、生徒に向かって名を呼んだ。
誰を?ひとりに集中する視線が答え。一瞬にして自席が針の筵と化す。
溜息がひとつ。気恥ずかしさから片手で顔を隠し、太田女史の前へ罷り出る。
「……何の用ですか?」
質せば、体育教師は神妙な顔へと変わった。
「アンタに、って。親切な人さね」
右手に何かを乗せる。小さく、冷たい感触。だが手に馴染む、固い物体。
「……これは?」
見れば、姉から頂いた携帯端末だった。あの夜、永見を逃がす為に渡した証が、手の中に納まる。
「……実は、口止めされてんだケド、ねぇ?」
太田女史は意味有りげに声を潜め、親指で校舎裏を指し示した。
「今、赤目に言わないと後々恨まれそうだし。特別大サービスさね」
「……何処に?」
小さい声で尋ねると、相手は悪戯っ子の笑みを浮かべる。
「裏手の駐車場。今なら、まだ間に合うさね」
会話が終わる前、礼も言わずに駆け出した。居ても立っても居られず教室を飛び出し、走ってはいけぬ廊下を脇目も振らず駆け抜ける。
「赤目ぇっ!授業中だぞっ!」
「まぁセンセ、そんな怒らなくても」
「太田先生っ!ジャマしないでっ!」
教師同士の喧騒は、瞬く間に聞こえなくなった。
感謝の念を捧げつつ、階段を足早に降る。急ぐ足は一段、二段と踏み越え、終いには踊り場まで一気呵成に躍り狂う。
「ぐっ!」
乱暴な動作に、身体が激痛を思い出した。脇腹が灼熱の悲鳴を上げ、額から冷や汗が垂れる。
だとしても労るのは後回し。歯を食い縛り、裏手に繋がるニ階の玄関から外へと飛び出す。
正に間一髪。御河童頭の少女は黒塗りの車に乗り込む寸前。
「永見ぃっ!」
駐車場へ向け、有らん限りの力で叫ぶ。
刹那、背を向ける彼女の肩が凍り付き、足を止めた。
永見が立ち竦んだのは一瞬だったかも知れぬ。だが、外階段を駆け下り、駐車場まで辿り着くには十分の時間。
「……しぃ君」
彼女は振り返り、戸惑い気味に名を呼んだ。制服では無く、白い病院着に深い赤の外套。椿の名前らしい色合いだが、顔色は白い。
瞳の焦点は何処か定まらず、足元も不安定。外の空気に慣れぬ、弱々しき病人の様相。
「永見……」
口から漏れた言葉は日差しに溶け、掻き消えた。互いに何も出来ず、時間だけが徒に流れていく。
今、彼女に何を伝えれば良いのだろう。
胸から湧き上がる思いが、思考を無秩序に掻き混ぜた。
告白の続き?切符の事?いや、今の彼女に届く訳が無い。
「あっちゃぁ。見つかっちゃったかぁ」
先に動いたのは彼女。丸めた拳を頭に添え、小さい舌を出す。
「しぃ君に見つかる前に居なくなりたかったケド、ダメだったかぁ」
戯ける様に。小首を傾げた顔は、笑い乍ら泣いていた。出会った頃と違う、少し大人びた憂いの笑顔。
――悲しい事、言わないでくれ。
「……何処へ?」
ちぐはぐ。思った事と裏腹な言の葉を紡ぐ。
此れが精一杯。掠れる声音に、彼女は困った様に眉を下げた。
「祖父母のトコロへ、行くことになったの」
嘘。此の程度、簡単に見破れる。
だから何だ。知った所で、何も変えられやしない。
「両親が離婚しちゃって。それでね、引っ越すの」
嘘の上に嘘を重ねる。彼女が虚勢を重ねる度、ふたりの距離は徐々に遠くなる。
見えない壁が立ち開かる。
数歩、足を進めれば手が届くというのに。言葉は通すが想いは跳ね返す、絶望的な壁が無慈悲に聳え立つ。
――駄目だ、行くな。
引き留められれば、どんなに楽か。
だが、口にするには余りにも未熟。自分の不始末も拭えぬ半人前に、彼女を止める資格など、有ろうか?
弱過ぎた。
言葉を発する力も無ければ、引き受ける覚悟も出来ず。其れが、堪らなく悔しい。
「しぃ君?」
心配そうに覗き込む永見の瞳に、迷い子の童が映り込む。誘われる儘、指で頬を触れる。
濡れていた。
ひと筋だけの涙の跡がはっきりと。隠し通せたと思った軟弱を白日に晒す。
「ひょっとして、泣いてる?」
永見の一言で、妙に心が軽くなった。
久方の涙。前に泣いたのは、憶えておらぬ程の昔話。落涙は男の恥だと教え込まれて以来、丹田の底に仕舞い込んだ儘。
だが此度、涙を流したというのに。憑き物が落ちたかの様に清々しい。
「生来、泣くのは下手糞故」
胸一杯に息を吸い込むと、自然に笑顔が作れた。
永見には、礼を言わねばならぬ。
言えないのならば。せめて、永見に思い出を。
苦く、辛い記憶になるのは確か。だが、其の深き傷痕に、一片の救いを刻めるのなら。
「もうっ、ヘンなしぃ君っ」
彼女も釣られて頬を緩ませた。彼女らしい、屈託のない笑顔。
だが、小さく動く肩は嗚咽にも似ていた。
「永見さぁんっ?」
蕩け出した慕情の間に、硬い呼び声が水を差した。
声の先に目を遣れば、車から降りた女性が、無言で後部座席の扉を開け放つ。
御河童頭とは似ても似つかない、神経質そうな細面。上着の下にある白衣が目に飛び込む。
「もう……、行かなくちゃ」
途端、御河童頭の顔が曇った。諦念にも似た、他所行きの仮面を貼り付ける。
其の所作から、もう彼女は少女には戻れぬのだ、と悟った。
「じゃあ……元気でね」
落ち着いた仕草で小さく手を振る。
永見が見せる最後の笑顔は、硝子細工の様に脆かった。潤む目を細め、薄い口元が小さく震える。
「落ち着いたら、連絡するね」
嘘。未来を語る彼女の演技は余りに拙く、胸を抉る。
「ああ、待ってる」
嘘。手本を見せるが如く、涼やかに微笑み返した。
此れは永見の門出。そう自分に言い聞かせ、地面に足裏を縫い止める。
「じゃあ、ね」
最後の嘘を残し、車の中へ姿を消した。背面の窓は、陽光を受け付けぬ漆黒の靄。分かるのは薄く浮かぶ輪郭だけ。
其れも、直に見えなくなる。
黒塗りの車は通用門を抜け、車道の中へと飲み込まれた。今時の乗用車らしく、駆動音のひとつも発せず。最初から幻であったかの様に。
あっという間に。永見を乗せた無慈悲な檻は、初春の日差しへ姿を消した。
なのに駐車場から離れず。車道に残した視線が彼女の面影を追いかける。
何も出来なかった。
もぞり、と胸の辺りが疼く。悲しみ、憤り。様々な思いが去来しては渦を巻き、次の感情に飲み込まれる。
だが、大半は酷い後悔。強く握りしめた拳に爪が食い込んだ。
何処で、掛け違えたのだろうか。
間違わなければ、斯様な結末を味わう事も無かったろうに。自惚れかも知れないが、上手く立ち回る自信はあった。
――ああ、分かっている。
もっと前。爺様の言葉の通りに、忍びの道を諦めば。
其れだけで、良かったのだ。
忍びで無ければ、淡緑との諍いにも巻き込まれなかった。棄てていれば間宮も、ひいては野狗子も執拗に狙う事も無かっただろう。
もし、真に帰農を果たせていたならば。彼女は今も、隣で無邪気に笑っていたかも知れぬ。
白く広がる空を見上げ、瞼を固く閉ざす。
忍びの業や心得は諳んじられる迄、忍びの教えは体内を巡り続ける。己の芯にも食い込む、揺るぎない誇り。
だが結局は、単に学んだだけ。
真の意味を理解せぬ儘、頭に詰め込んでしまった。本当に修めるべき事柄は血肉にせず、愚かにも忘れてしまった。
万川集海にある『刃の心と書ける字を以て名とせしに深意あり』の一節。血気に逸る勇は忍びの勇に非ず。
其の正しき意味も知らず。刃を支える、心の鍛えを怠った。
忍びを、履き違えたのだ。
「ん?」
ふと、指が物入れの中身に触れた。細長い紙切れがふたつ、重なり合って絡む。
姉に頼み込んで用意して貰った、蜂谷の雄姿を見る為の通行証。
二度と叶わぬ、逢瀬の切符。
徐ろに破り捨てた。何度も、ゞ。
小さく千切られた紙切れが指の隙間から零れ、気儘な春風に乗って高く舞い上がる。
今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを 人づてならで いふよしもがな
ならば、棄てよう。
斯様な思いをしたくないから。
悲しい、という感情を忘れたくないから。
もう、手遅れかもしれぬ。無駄に犠牲も重ねてしまった。
愚か者とも謗られよう。石もて追われる身にもなるだろう。
だが。歩くと今、決めた。
忍びで無い道を、探し求めて。
考えるだけでも、途方のない道。途中で挫ける事もあるやも知れぬ。
だとしても。其れが天意。天命が尽きる迄、全うする役目。
そう、信じたい。
「ここコラァッ!ああ赤目ぇっ!」
胸一杯に息を吸い込むと、遠くから俗世が騒ぎ出した。
振り返れば、外階段の上で糸目の教師が青筋を立て吠え猛る。
「きき教室をいいイキナリ飛び出してっ!わわワタシのじじ授業をっ、なな何だとっ!」
「マァマァ、センセ。ここはアタシに免じて……」
呂律の回らぬ舌と足元。背中にしがみつく太田女史が宥めるが、火に油を注ぐのみ。
「ナニ言ってんですかっ!だいたいっ、アナタがジャマをっ!」
更に癇癪を起こす糸目。地団駄を踏む姿から察するに、余程、腹に据えかねたのだろう。
しかし、張り上げる怒声は余りに人間臭く。失礼だが滑稽さを感じ、つい口元が綻んでしまった。
「きき教師を笑うなんてっ!あアナタっ――」
「ああ」
心晴れゞに。仰ぎ見つつ、ふたりの教師に笑顔を向ける。
「二度と、斯様な真似はせぬ」
授業を抜け出す事も、想い人を危険に晒す事も。
そして、忍びの生き様に囚われる事も。
――もう二度と。
斯くて忍びは棄たれたり 終幕




