ある凡人の人生
夢はあるし、それを叶える為のプラン(妄想)だってある。
でも実際にやってみると続かなかったり、モチベ不足で夢だ
ったハズの物が鬱陶しく感じたり。ここにこうやって何か書
けば変わるかもしれないと思ってる自分の生き様を書かせて
頂こう。
僕は今高校三年生で、もうすぐ卒業する。私立の進学校に通
っていたが、勉強に対する意欲は湧かず、結局大学に進学す
ることは出来ないで専門学校に行くことになった。
勉強は好きか嫌いかと言われれば大半の人は勉強を嫌いと言
うだろう。
逆に勉強は出来るか出来ないか、と言われたら、まぁ半分の
人は、進学校に通ってる人なら大半の人は出来ると答えると
思う。
僕はと言うと勉強は嫌いだし、勉強なんてしたくない。
なんで進学校に入ったかだって?そんなん適当だよ。まぁ適
当に人生過ごして大学入っとけば何とかなるだろ、って思っ
てたよ。現実はそんなに甘くなかったけどね。
夢はある。小説家になることだ。
小学生の頃からの夢で、昔から想像(今となってはただの妄
想かもしれない)する事が大好きだった。
ひぐらしのなく頃にという小説を読んでから小説という媒体
に大変興味を持つようになって、それ以降色んな小説をたく
さん読んだよ。画力があれば漫画家でも良かったけどね、残
念ながら僕には絵心が無かったから小説家になろうと思った
んだ。
初めて小説になろうを見た時、鼻で笑ってたよ。
どこをどう見ても似たような物ばかり、トップは全てファン
タジーで埋め尽くされてる。それに転生とか最強とか全部使
い回されてるネタでね。SFなんてもっと酷い。全部VRMMO
なんだよ。それってSFっていう?ファンタジーじゃん(笑)
って感じでね。
でも、今の僕はその人たち以下の存在でしかないんだけどね
どうせ書くなら出版社に直接渡したいと思ったよ。僕の尊敬
するひぐらしのなく頃にを出版してる講談社BOXに渡したい
と思った。でもまずは小説を書かなければと思った。
内容はSF、平和に高校生活を送っていた主人公が夏休みの
最後に死の運命に囚われてしまい、ループしながら運命を打
ち破るって話。これも十分ありきたりじゃん(笑)って思うだ
ろ?だからそうならないように話に工夫をいれるつもりだっ
たんだ。
確かに斬新なアイデアは有名になって、平凡なネタの使い回
しは読者に飽きられる。でも、すでに流通しているネタでも
面白い内容ならきっと売れると思ってるよ。僕は実際内容よ
りも小説の書き方とかで評価するしね。
小説を書くためには書いた物を印刷するソフトが必要だ。
けど種類も多く、何を買ったらいいのか分からないのも事実
だからまずは小説家になろうに小説を書いてみようと思った
んだ。
そして書いてみた。結果は酷い出来だった。
文が飛び飛びで、とても読めたもんじゃない。これならいく
ら内容がつまらなくたって読み物として成立してる本の方が
100倍マシだった。
もちろん添削した、何度も何度も、クオリティはひぐらしの
なく頃にと変わらないくらいまで書き上げてやる気だった。
でも、起承転結の起の字も書き終えれない内にモチベーショ
ンが無くなってしまうんだ。今、僕の執筆中小説は10ほどあ
る。どれも思いつきで書き始めて、そして最初の内にもう書
くのをやめてしまった物だ。
よく、こんな妄想をするんだ。僕が小説家として有名になっ
て、そのツテでYouTuberデビューして小説家兼YouTuber専
属エンターテイナーみたいな、そんなスターになることに。
1年前の僕はいつかこれになれるに違いないと思ってただろ
うね。自前の想像力を活かして、ひぐらしのなく頃にやシュ
タインズ・ゲート、今でいえばリゼロ辺りだろうか?それら
有名タイトルに並べるくらいの作品を書き上げてやれると。
でも、やっと気づいんたんだ。自分は天才なんかじゃない。
勉強はできない。勉強する努力は出来ないが小説を書く才能
はある。そんなんじゃなかったんだ。
勉強する努力も無ければ、夢を追う努力も出来ず日々自堕落
な生活に逃げてしまう、妄想ばっかで生きている凡人。
いや、社会的に普通より下な時点で凡人以下とまで言えるだ
ろう。
今の僕にはもう夢なんかない。夢がないってことは生きる希
望もないって事さ。別に死にたい訳じゃない、過去に「人生
を生きる価値」という本を書いたが、当時の心境ほど僕の心
は歪んでない。
ただ、自分がただの凡人だって事に気づいて、虚無感で溢れ
返っているだけさ。
こんだけ書けば、自分の中で何か変わるかと思ったけど、ど
うやらそんなことは無いらしい。
まぁそうだね、結局何が言いたいかって言うと、そうだな。
皆さんは頑張って夢をおって欲しいってことかな。
皆さんは努力が出来る人ですか?勉強したくなくても、しな
いと行けないからする。好きなことはとことん諦めずに突き
進める。そんな方々には是非夢を追いかけて欲しいです。
好きなことにも全力になれず、その夢の舞台にすら上がれな
い僕なんて論外だからね。
夢を追いかけて、そしてその夢を叶えれたら、本を書いて欲
しいです。こんな僕を叱責してくれる、喝を入れてくれるよ
うな鋭い事が書かれた本を。
是非、お願いします。