出発
誤字脱字があるかもしれません、ご了承ください。
新章に突入します!
ヒューレの大森林の奥深くに存在するエルメルス、高度な魔法文明と自然と調和した美しい建物が立ち並ぶ幻想の都。
中心都市マクスからヒューレの大森林に帰ってきて修行を再開し始めた、別れ際にライラが号泣していた。
「ねぇ、アイミス、森妖精族ってどんな種族なの?」
朝の筋トレをしながら、アイミスに尋ねる。
ヒューレの大森林には長く住んでいるがまだ森妖精族とは1度も出会ったことがない。
「うーん、ざっくり説明すると長命で耳が長くてみんな容姿が整っているよ、あと生まれながらに魔力量と魔法適性が高いから一般の民ですらそこら辺の魔道士よりよっぽど強いよ」
「へぇ、凄いんだね」
「あぁ、その武力もあって人間の国のほとんどは森妖精族には不可侵って法律で決まっているんだ、戦争にでもなれば間違いなく人間の国は滅ぼされるよ」
「昔、美しくて長命だからって森妖精族を奴隷にしようとした馬鹿な奴隷商人の人間がいてね、結構大きな組織だったが滅ぶのに1週間もかからなかった」
「まぁ、自業自得だよね、それよりそんなことしたら人間って嫌われてるんじゃないの?」
「いや、そもそも森妖精族の都に足を運ぶ人間が少ないってのもあって、意外と歓迎されるよ」
「ほほう」
「早速行ってみるかい?」
「うん、行ってみたい」
「よし!ランニングと魔力循環と組手が終わったら出発するよ!」
「あいよー」
ドゴッ!バギッ!
無数の激しい衝撃音が響き渡る。
アイミスと組手を初めてから1年ぐらいが経つが、未だにアイミスに私の攻撃は当たらない、全て避けるかいなされる。
「ふぅ…なかなかキレが良くなってきたじゃないか」
「はぁはぁ……まだまだアイミスには当てられないね」
「あと1年もすれば当てれるようになるさ」
「ふふっ、頑張るよ」
これでも成長した方なのだ、最初の頃なんて攻撃を当てることはおろか、1歩もアイミスを動かせなかったのだ。
それが今は10分くらいで3歩は動かせるようになった。
「さてと、昼ご飯を食べたら行こうか」
「よし、昼ご飯取ってくる」
そう言って光の速さでアミィは消えていく。
「取ってきた」
両手に額に角が生えた兎の魔獣、角兎を携えてアミィが戻ってきた。
「相変わらず早いね、焼くかい?それとも煮るかい?」
「焼きで!」
「はいよ」
ご飯を食べを終え、調理具を片付け出発の準備が整った。
「よし、そろそろ向かうよ」
「うん」
「エルメルスに行くには途中でランクの高い魔獣がうじゃうじゃいる危険地帯を通らないといけない、覚悟しておくんだよ?」
「――うん」
「じゃあ、出発するよ!」
アミィとアイミスはそれぞれの身体強化:五倍を付与してエルメルスに向かう。
ご拝読ありがとうございます!
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