世界の記憶 これまでの魔法
<各種生活魔法>
火をつけたり、水を創ったりすることが出来る。ウォーターやファイアだったり、水作成や点火だったりと呪文は様々。イメージさえあれば行うことが出来る。摩擦によって火を起こす、待機中の水分を圧縮して水を創り出すなどを短縮して行っているため、あまりに不自然なことは出来ない。水の作成が湿度に影響されたりなど、環境にも左右される。
<ストーンバレット>
手の平に手頃な小石を創り出して投げる。一個だけでなく複数個の作成も可能。周囲の塵などを圧縮、または地面の砂や砂利など圧縮して創り出す。形や大きさも調整できる。材料の多い地面に手をつけているほうが生成が早くなる。近くにある石を拾って投げたほうが早いことのほうが多い。
<クリエイト>
材料を元に服や道具などを創り出す。〇〇な物を作るという結果を確立し、出来るまでの工程を短縮して創り出すため、工程や物体のイメージが曖昧であればあるほど微妙な物が出来る。材料がなくても創ることが出来ないことはないが、そちらにリソースを取られるせいで粗悪差が増すため、基本は材料を揃えてから行う。ちなみに石を創ること自体はクリエイトであるが、投げるまでの動作を総称してストーンバレットらしい。
<ウィンドアロー>
狩人達の必須ともいえる魔法。矢に風を纏わせて錐揉み回転させることで、方向の修正や威力の増加を図る。現実よりな世界のわりに、珍しく強力な魔法である。
<キュア>
応急手当程度の回復魔法。裂傷などの塞がりが早くなり、擦り傷などはすぐにかさぶたが出来る。あくまで本人の治癒能力を向上させるもの。
<グランダッシャー>
名前は物々しいが、土を混ぜたりなど、耕作に使われる。手を触れていたり、道具が触れているなどの起点が必要。素手よりも鍬やつるはしなどで行うほうが効果が高い。あくまで工程の短縮である。
<アースウォール>
視認している範囲の意識した場所から、土の壁を作成、又は隆起させる。自分から離れれば離れるほど作成する時間はかかり、脆くなる傾向にある。小動物などの退路を塞ぐなどに使われる。勝手に消えるなどはなく、あまり多用すると足場が悪くなる。
<ウィンドウォーク>
自分自身の背に、追い風を発生させる。それによって移動速度があがるが、つまづいたりすると自爆することになるので慣れが必要。
<エアハンマー>
空気を圧縮して打ち出す。圧を受ける面積が多いほど影響を受けやすいため、木こり斧の刃の反対側は平らで広めになっている。反動が大きい為、相手や自分など直接身体に向かって使うことはほとんどない。某配管工のひゃっほぅとは一切関係はございません。
<アースニードル>
創り出した岩の塊の表面に突起を創り出したもの。お世辞にも突起は鋭いとは言えない。神であるグリムが使ったため巨大な物を一瞬で創り出したが、基本的にストーンバレットの石を痛そうにする程度の物である。
<スネークプラント>
植物を操り対象を絡めとったりなどする。エルフの固有魔法。植物のウィルに働きかけて、急成長を起こしたり、頑丈さを増したりする。
<テンペストアロー>
ウィンドアローの強化版。エルフの固有魔法。錐揉み回転の速度があがり、貫通するほどの威力を出す。風の威力があまりに強く、強烈な衝撃も与える。刺さった周囲が陥没したり、射線上に風が吹き荒れる。獲物を台無しにしてしまうため、主に魔物狩りに使われる。
<アイスバーン>
濡れた地面や、水を凍らせることが出来る。実用性はなくあまり使われることはない。名前負けである。
<意志攪乱>
人体に不快な思いをさせる程度のウィルの揺らぎを創り出す。ハウリングボイスを参考にグリムが創り出した魔法。射程が短く効果も対して強くはないが、至近距離で継続してあてることで、気分不快程度は起こすことができる。低周波的なやつ。蚊とかもよってこない。
<氷塊墜撃>
空中に氷の塊を創り出して落とすシンプルな魔法。拳大の氷が落ちてくるだけでも十分な脅威となりうる。
<世界の慟哭>
対象の周囲に漂うグリムウィルを急速に振動させることで、気絶させたり酩酊状態にすることができる。その際に、負の感情も叩き込む。抵抗されても強いめまいや一瞬の硬直は免れない。周囲のグリムウィルがある程度落ち着くのを待たないと、連続での使用は出来ない。
<使役操心>
ディマが獣人に対抗心を燃やし生み出した魔法。動物や獣人は、グリムウィルを取り込んで身体能力を得ている。そこに自身のウィルを混在させ、逆らえないようにすることが出来る。窮地に陥ると周囲のグリムウィルを急速に取り込む傾向にあるため、使用する際は弱っていたり、成長途中の幼体のほうが効果が高い。自浄作用で効果は薄れていくため、何度もかけなおす必要がある。そのため、執拗に痛めつけるなどをして魔法をかけるという非道が行われることになった。首輪にこの魔法を付与することで、自浄を抑え魔法をかけ続けるため、痛めつける必要はないが、首輪をつけていても、それまでの経緯から非道が止むことはなかった。
<気配遮断>
周囲のウィルと対象を同化させることで、認識を阻害する。匂いや音などはごまかせない。クズハ固有魔法。
<気配遮断解除>
任意の認識阻害系の魔法を解除する。クズハ固有魔法。
<意志誘導>
手を叩いた自身の元へ、対象を強制的に変更させる。いわばヘイトコントロール。クズハ固有魔法。